新海誠監督『天気の子』が地上波初放送!1月3日に本編ノーカットで
新海誠監督の大ヒット映画『天気の子』(2019)が、2021年1月3日の夜9時からテレビ朝日系で地上波初放送されることが明らかになった。放送は本編ノーカットで行われる。
本作は、東京にやってきた家出少年の帆高(声:醍醐虎汰朗)と、祈るだけで晴れをもたらすことができる不思議な力を持った少女・陽菜(声:森七菜)が、運命に翻弄されながらも自らの生き方を選択していく物語。観客動員数1,000万人超え、興行収入は140億円を突破し、2019年度公開映画のなかでNo.1ヒット作になったほか、第43回日本アカデミー賞では最優秀アニメーション作品賞に輝いた。
放送決定をうけて、「『このままでは、いつか世界は大変なことになってしまう』そんな漠然とした不安を、実は皆、ずっと感じ続けていたような気がします。2019年夏、『天気の子』の物語を作った理由も、そんな暗い予感にすこしでも抵抗したかったからでした」と明かした新海監督は、「そしていま、我々の社会はあの頃には想像もしなかった困難の中にあります。『降り止まない雨の中になんとか光を見出そうとする』この物語が、2021年の視聴者の方々にもすこしでも楽しんでいただけるのならば、それに勝る喜びはありません」とコメントを寄せた。
ボイスキャストには、本作で注目を浴びた醍醐と森に加えて、小栗旬、本田翼、吉柳咲良、平泉成、梶裕貴、倍賞千恵子らが名を連ねている。音楽は『君の名は。』に続いてのタッグとなるRADWIMPSが手がけた。(編集部・吉田唯)