イケボの主は中村倫也だった!『私をくいとめて』イベントでサプライズ発表
俳優の中村倫也が、19日に行われた映画『私をくいとめて』公開記念舞台挨拶に声のみで出演するという異例の試みが行われ、本人からサプライズ発表が行われた。のん演じるヒロインの脳内の相談役「A」の声を担当しているのが中村だったというもので、特報や予告編で「A」の声が使用されていたがキャスト名は明かされていなかった。
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本作は、2017年の映画『勝手にふるえてろ』がロングランヒットを記録した大九明子監督が、再び綿矢りさの小説を映画化。自由気ままな独身生活を満喫していた31歳のみつ子(のん)が、思いがけず訪れた年下の多田くん(林遣都)への恋に右往左往するさまを描く。みつ子の特徴は、脳内に相談役「A」=もう一人の自分がいること。困ったときには「A」にアドバイスを仰いでいる。
劇中、多田くんに惹かれていくみつ子は彼との距離が縮まるたび、すでに恋人がいるのではないかなどと臆病になり、その都度「A」に相談。予告編では「(多田くんが)彼女に怒られるんでもう来るのやめますってなったら終わりよ」(みつ子)、「確かに」(A)、「おっと、否定してくれない」(みつ子)、「おっと、失礼しました」(A)といった会話が見られる。
9月16日に特報が公開された時点で「イケボすぎてバレバレ」など、「A」の声が中村なのではないかと指摘するファンの声が多く見られたが、本イベントをもって正式発表となった。(編集部・石井百合子)