大泉洋『鬼滅』に牙をむく!?『新解釈・三國志』スマッシュヒットが目立たない
大泉洋が23日、主演映画『新解釈・三國志』大ヒット舞台あいさつに登壇。「舞台あいさつするために映画を撮るんです」と豪語する大泉は饒舌(じょうぜつ)にワンマンショーを繰り広げると、現在大ヒット中の映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』に牙をむく発言も織り交ぜ、会場の笑いをさらった。
『銀魂』シリーズや「今日から俺は!!」シリーズなどの福田雄一が監督と脚本を務めた本作は、中国の「三國志」を基にした歴史エンターテインメント。覇権争いを繰り広げる魏、呉、蜀の武将たちがしのぎを削った時代を“新解釈”で描く。
公開初日からの3日間の成績(観客動員数55万人、興行収入7億円超)が、同じく中国が舞台の映画『キングダム』を上回ったことを聞き、大泉は「キングダムに勝ったんですか!?」と目を丸くする。『キングダム』に「出たかった」と悔しさをにじませながらも「出れそうな役ないですもんね。よかった、こっちに出ておいて」と安堵。「いかに日本国民がバカな映画が好きかっていうね」と自虐コメントも加えて会場の笑いを誘った。
さらに、昨日までの動員が130万人、興収が17.8億円を突破したことが伝えられると「すごいことなんですよ」と観客にアピールする。それと同時に、「なんですか『鬼滅の刃』。あいつのせいで全然目立たねぇ」と渋い顔。
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は歴代の映画興行収入ランキング1位に王手をかける勢いを見せており、大泉はリピートする鬼滅ファンに「どんだけ全集中してんだ」とぼやくと、2作品を配給している東宝の力の入れ具合の差に「腹が立つ」とのこと。「『新解釈・三國志』でも『鬼滅の刃』のグッズを配りなさいよ!」と提案する大泉であった。(取材:錦怜那)
映画『新解釈・三國志』は公開中