香取慎吾&山本耕史、16年ぶりドラマ共演 親友同士が元同僚の設定でバトル
俳優の山本耕史が、香取慎吾主演の1月期テレビ東京系ドラマ「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」(2021年1月25日より毎週月曜夜10時~放送)に出演することが25日、明らかになった。本作は、香取演じるSNSトラブル専門の捜査官の活躍を描くサスペンスで、山本は敵対する捜査一課の刑事にふんする。香取と山本は、2004年の大河ドラマ「新選組!」、2014年の舞台「オーシャンズ11」、2015年の映画『ギャラクシー街道』などで共演。ドラマでの共演は約16年ぶりとなる。
【動画】香取慎吾と山本耕史が共演した2015年のコメディー映画
本作は、香取演じるワケあり捜査官・万丞渉(ばんじょう・わたる)らが所属するSNSトラブル専門の「警視庁指殺人対策室」(通称:指対)を舞台にした物語。山本演じる羽鳥賢三(はとり・けんぞう)は万丞の元同僚でライバル。香取と山本は大河ドラマ「新選組!」での共演以来、親交が深いことで知られているが、本作では対立する設定に。羽鳥は万丞に何かとつっかかり、バトルを繰り広げる。
山本はオファー時の心境について「香取くんとは大の仲良しなので本当に嬉しい限りです。最初香取くんがテレビ東京でドラマをやるって聞いたときに『何で俺に話が来ないのかな(笑)』と思ったくらいで。香取くんから『出てくれないんですか!』といわれて、『オファー来てないから!』って返してスケジュールの話をしていたら、すぐに出演のオファーをいただけました(喜)! ぜひ一緒にやりたいと思っていたけど、まさか本当になるとは思わなかったところもあるから嬉しいです。香取くんの久しぶりの民放の連ドラなので少しでも力になれれば嬉しいなと思います」とコメント。
SNS犯罪というテーマに「僕自体がそんなにSNSをやっていないですが、ニュースでもここ最近、SNSの犯罪は社会の問題として目にすることもあります。今までこういったドラマがなかったのは意外だったというのもありますが、いままさに社会の問題として目をつぶっていられないような状況になりつつあります。投稿する側は軽い気持ちでも、受け取る側は真摯に受け止めてしまうこともある。それを今回のドラマ、香取くんという主役を通して、メッセージ性の強い、現代にマッチした伝えるべきテーマだと思うので、丁寧に演じて作っていきたいと思います」と意気込みを語っている。
これまで発表されたキャストに関水渚、MEGUMI、清水尋也、勝村政信ら。いずれも指対メンバーふんする。(編集部・石井百合子)