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「ワンダヴィジョン」コミカルなヴィジョン誕生に95歳名優の影響!

生き生きとしたヴィジョン&ワンダ!
生き生きとしたヴィジョン&ワンダ! - (c) 2021 Marvel

 マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初の実写ドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」でメインヒーロー・ヴィジョンを演じるポール・ベタニーが、本作で見せるコミカルな演技に影響を与えた俳優について語った。

【動画】「ワンダヴィジョン」US版テレビスポット(60秒)

 本作は『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界を舞台に、ワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)とヴィジョンの幸せな日常に隠された“謎”が剥き出しになっていくドラマシリーズ。MCUで初めてシットコム(シチュエーション・コメディー)形式を採用した作品でもあり、これまであまり見られなかったワンダとヴィジョンのコミカルな一面も垣間見える。

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 「ヴィジョンに関しては、もっと探索できる余地があるように感じていた」というポールは、「まださようならをしたくなかった」と本音をポロリ。マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギから企画を聞いた時、原作コミックに基づきながら、ヴィジョンの物語をアメリカン・シットコムで語る内容に「なんてクレイジーなアイデアなんだろう」と驚愕したそうだ。

 過去のMCU作品と比較しても、本作のヴィジョンは一際明るく、コメディー要素も多い。ポールは「そこは僕も不安だったんだよね」と切り出し、「だけど、ある時、ヴィジョンはいつも何かになろうとしてきたということに気づいたんだ。彼はいつも変化してきた」とコメント。ポールは今回、「ワンダヴィジョン」でコミカルな演技を披露するにあたり、現在95歳の名優ディック・ヴァン・ダイクの表現を参考にした。

 1960年代の人気テレビ番組「ディック・ヴァン・ダイク・ショー」を見直したポールは、「ディック・ヴァン・ダイクはフィジカルな笑いのマスターだ。彼の番組を見直して、本当に尊敬したよ。彼は何でもできるんだ。歌えるし、踊れるし」としみじみ。シットコムを見て育ったポールだが、実際に挑戦すると「すごく難しかったよ。とても違った演技のスタイルが要求されるからね」と頭を抱えることもあったという。

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 第1話では、観客を入れての撮影にも挑戦した。「僕にはそんなの無理ですよ!」と不安もあったポールだが、観客の前でのパフォーマンスは特別な経験で、手応えを感じていた。「観客がいる時、何か特別なことが起こるんだ。それが演技に影響する。そして、この番組が求めているようなことが生まれる。すごく良いアイデアだった。後で、リジー(エリザベスの愛称)、キャスリン(・ハーン)、テヨナ(・パリス)と一緒に、『この番組はこうじゃないといけなかったんだね』と言った。緊張したけれど、やり始めたら、ものすごく自由を感じられるようになったよ」(編集部・倉本拓弥)

オリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで独占配信中

ワンダヴィジョン|US版TVスポット60秒|1月15日 配信開始 » 動画の詳細
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