米俳優クロリス・リーチマンさん94歳で死去『ラスト・ショー』でオスカー
アメリカ出身の俳優クロリス・リーチマンさんが、現地時間27日、カリフォルニア州エンシニータスの自宅で亡くなったと Us Weekly ほか各メディアが報じた。94歳だった。死因は明かされていないが、代理人は同サイトに対して、自然死と説明している。
1926年4月30日にアメリカ・アイオワ州で生まれたリーチマンさんは、大学で演劇を学び、1946年のミス・シカゴとして「ミス・アメリカ」を競った。その後、ニューヨークで本格的に演技を学び、舞台、テレビ、映画などで精力的に活動。ピーター・ボグダノヴィッチ監督作『ラスト・ショー』(1971)でアカデミー賞助演女優賞を受賞した。
テレビドラマでも活躍し、エミー賞ノミネートの常連だった。また、声の仕事でも知られ、宮崎駿監督作品の英語版では、『崖の上のポニョ』(2008)のよしえさん、『天空の城ラピュタ』(1986)のドーラの声を担当した。(編集部・入倉功一)