川口春奈&横浜流星、TBS火曜ドラマ枠で共演 SNS生配信番組で発表
TBS4月期火曜ドラマ枠(毎週火曜夜10時~)で放送される「着飾る恋には理由があって」のキャストが28日、SNS生配信番組にて発表され、主演を川口春奈が務めることが明らかになった。本作は、川口演じるインフルエンサーとして活躍する主人公・真柴くるみが、価値観の違う人々とルームシェアをして恋や友情をはぐくむ中で、自分らしい生き方と出会っていくオリジナル脚本のラブストーリー。くるみと一つ屋根の下で暮らすことになる料理人でシンプルな生活を探求するミニマリスト・藤野駿役に、横浜流星が決定した。2人はTwitterやYouTubeで行われたSNS生配信番組で、くるみと駿の関係についてコミカルなやりとりに加え胸キュンのシーンもあるとドラマの魅力に触れていた。
本作は、「逃げるは恥だが役に立つ」(2016)や「恋はつづくよどこまでも」(2020)などで知られるTBS火曜ドラマ枠にて、現在放送中の「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」に続いて放送。2月16日にドラマの放送が発表された際にはキャストは明かされておらず、番組公式SNSでヒント画像や動画をアップしていたが、28日午後4時から番組公式SNSで行われた生配信に川口と横浜が登場し、自ら出演を発表した。
主人公・真柴くるみを演じるのは、大河ドラマ「麒麟がくる」の帰蝶役も記憶に新しい川口春奈。くるみは、インターネット通信販売で若者から支持を集めるインテリアメーカーの広報として働いている。社長からも一目置かれており、仕事を兼ねて始めたSNSでは10万人近くのフォロワーを有し、インフルエンサーとしても活躍。そんなある日、日々業務に追われマンションの契約更新を忘れていたせいで部屋を追い出され、ひょんなことから表参道の一等地に建つマンションでルームシェア生活を送ることになる。
くるみとルームシェアをするメンバーの一人、藤野駿を演じるのは横浜流星。2019年1月期にTBS火曜ドラマ枠で放送された「初めて恋をした日に読む話」ではピンク髪の不良高校生“ゆりゆり”こと由利匡平役でブレイク。同枠へのドラマ出演は約2年ぶりとなる。駿は、自由気ままに好きな時だけキッチンカーでバルを営業する料理人で、シンプルな生活を追求する超マイペースな性格のミニマリストという設定だ。
3年ぶりの共演でその間は会う機会がなかったという川口と横浜。SNSの生配信番組では川口が、横浜のまつ毛の長さ(ちなみにビューラーは使っていないそう)に惚れ惚れしていた。くるみ役について川口は、SNSの使い方は自身と対照的で、複数のツールをつかいこなすヒロインに圧倒されているという。一方、駿役について「初めはつかめなかった」という横浜は「自由人。周りの目を気にしない。明るくてチャーミングな男」と紹介し、「やったことがない、挑戦的な役」とも。料理人の設定のため現在、料理を特訓中。「家で食事を作れるぐらいの腕にはなってきた」と成果に触れている。なお、ルームシェアを行うその他キャストについて、川口は共演経験があり、一人は仲良し。横浜は共演経験がないそう。
脚本は「恋はつづくよどこまでも」の金子ありさ。「中学聖日記」(2018)「アンナチュラル」(2018)「MIU404」(2020)などの新井順子プロデューサー、演出の塚原あゆ子がスタッフに名を連ねる。3者のタッグは「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」(2016)「中学聖日記」に続いて3作目となる
キャスト、スタッフのコメントは下記の通り。(編集部・石井百合子)
川口春奈(真柴くるみ(ましば・くるみ)役)
出演が決まった時は純粋にうれしくて、みんなで一緒にルームシェアするシーンを想像して、撮影が楽しみだなと思いました。横浜さんとは3年ぶりぐらいにお会いするのですが、その時とは違ってお互い歳も重ねて、ちょっと大人な感じのラブストーリーをやれることが感慨深いです。私が演じる真柴という役柄に対して、監督・プロデューサー含め製作陣のこだわりをすごく感じていて、これから自分が演じていて迷った時にはきっととても頼りになる、心強いチームだなと感じています。真柴は頑張り屋で少し背伸びしている部分がある、誰かの為に頑張る女性ですが、駿やルームシェアするメンバーと出会って考え方や少し肩の力が抜けていく彼女の姿をしっかり演じていけたらと思います。
横浜流星(藤野駿(ふじの・しゅん)役)
間違いなく僕を大きくしてくれたこの火曜よる10時枠に2年の月日を経て戻ってこられたことがうれしかったです。新井プロデューサー・塚原あゆ子監督の作品も大好きで、いつか一緒にやりたいと思っていて、今回オリジナル作品を作れることは光栄ですし、川口さんとも久しぶりにがっつり共演できるので、楽しみながら作品づくりができたらと思います。真柴と駿の2人の掛け合いやルームシェアメンバーとの掛け合いが独特で、台本を読んだだけでもすごく面白いなと感じたので、それを見て笑ったりキュンとしたり、愛おしいなと思ってもらえたら幸いです。駿は僕が今までやったことのないような明るくて自由人で、独特でどこか掴めない男なのですが、チームを信じて魅力的なキャラクターになるよう頑張りたいです。
脚本・金子ありさ
ようやく発表とのこと、良かったです(笑)。いつも一生懸命な「着飾る女」、真柴くるみ役に川口春奈さん。よく喋る、確固たる自分を持つ「ミニマリスト男」藤野駿役に、横浜流星さん。華やかなおふたりですが、とても実直で地に足の着いたお人柄が、役に等身大の生活感を与えてくださる事と思います。ご一緒出来てうれしいです。新井プロデューサー、塚原監督をはじめ、チーム一丸となって「火曜10時」に春風のような作品をお届けできたらと思います。
プロデュース・新井順子
川口春奈さんと横浜流星さん!「最近、今までとは何か違う魅力に溢れているな」と感じていたおふたり。このラブストーリーの企画を練っていた頃から、頭のなかにいたおふたりと今回実際にご一緒できることになり本当に楽しみです。初めてお会いして驚いたのが、その隠しきれない輝き! もうずっと見ていられるのです。そして今回の役は、噛めば噛むほど味わい深いキャラクター。おふたりと本読みをした時に、早く完成した映像が見たいとワクワクしました。川口さんと横浜さんの輝き、金子さんの軽快な台本、塚原監督の唯一無二の演出。その3拍子が揃ったとき、きっと「毎週見逃すわけにはいかない!」というラブストーリーになることは間違いありません!『着飾る恋には理由があって』。その理由とは何か?ラブストーリーだけではない、登場人物たちそれぞれの物語。誰もが幸せな気持ちになれる、ステキな時間を毎週火曜日にお届けします。見終わったあと、きっと誰かに会いたくなるはずです。どうぞ、ご期待ください!
演出・塚原あゆ子
川口さん横浜さんと、初めてご一緒できることをとてもうれしく思います。インフルエンサーというキャラクターに川口さんはぴったりだと思いましたし、陽気なミニマリストという役を、横浜さんがどう作り上げるのか、とても楽しみです。「好きな時、好きな様に、好きな誰かと暮らす」。第1話にこんな台詞があります。自由に生きるとは、どう生きることでしょうか。インフルエンサーとミニマリスト、価値観の違う2人の成長と、心がウキウキするような“うちキュン”ラブストーリーに、是非ご期待ください。