本日公開!藤原竜也×竹内涼真『太陽は動かない』見どころは?
本日(5日)より公開される、藤原竜也&竹内涼真共演の映画『太陽は動かない』。それぞれ主演ドラマが放送中で、同じ事務所に所属する人気者の2人が初共演を果たした本作の見どころを振り返ってみた。
本作は、映画『悪人』『怒り』などの原作者としても知られる人気作家・吉田修一のサスペンス小説を、『海猿』『MOZU』などのヒットメーカー、羽住英一郎監督が映画化。藤原と竹内は、国や企業などあらゆる組織の機密情報を入手、売買する組織「AN通信」のエージェントに。2人は裏切り防止のため心臓に爆弾を埋め込まれており、24時間ごとに本部への連絡が必須。連絡できなかった場合は爆死するシステムになっていることから、24時間ごとに死の危険が迫るという非情な世界を生きている。
主演の藤原が演じるのは、頭脳明晰で並外れた身体能力を兼ね備えた凄腕エージェントの鷹野。常に冷静沈着で、感情を表に出さずひたすら組織からの命令を淡々とこなしていく。竹内は、鷹野の後輩である田岡に。勇猛果敢だが「死」への恐怖が頭から離れず、鷹野に比べると精神的な脆さがある。「命にかえて守らなければならない情報が本当にあるのか」と迷い葛藤し続ける田岡だが……。
現在、藤原は中学校に常駐する架空の刑事を演じる「青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-」(カンテレ・フジテレビ系・毎週火曜よる9時~)が、竹内はゾンビがひしめく終末世界で恋人を捜し求める青年にふんする「君と世界が終わる日に」(日本テレビ系・毎週日曜よる10時30分~)が放送中。主演作が相次ぐスター俳優である2人が、実生活と同じく先輩、後輩の設定で共演しているのがユニークだが、見どころは何と言っても、2人が全編ノースタンドで挑んだハードなアクションシーン。
メインロケであるブルガリアでは、約10メートルの高さの陸橋から飛び降りるワイヤーアクションのほか、竹内は走る貨物列車内で目まぐるしい肉弾戦を、藤原は韓国のエージェント、デイビッド・キム(ピョン・ヨハン)との格闘シーンで腕と腹筋のみで全身を振り上げる技を披露。また、鷹野が転覆しようとする船から田岡を救助すべく奔走するシーンでは、2人が約9時間水につかって熱演。撮影で使用した水量は180トンだった。
共に約半年間のトレーニングを積んで肉体改造を行ったという藤原、竹内の熱量が実を結び、手に汗握る見せ場がぎっしり詰まっている。(編集部・石井百合子)