平野耕太「HELLSING」実写化始動!『ジョン・ウィック』脚本家が参加
漫画家・平野耕太の代表作「HELLSING」(ヘルシング)の実写化がハリウッドで企画されているとDeadlineが独占で報じた。同作を出版する少年画報社も事実と認めている。
「HELLSING」は、英国を舞台に、吸血鬼でありながら吸血鬼を狩る主人公・アーカードと、その主人インテグラル、アーカードにより吸血鬼化した婦警セラスを中心に、反キリストの化物に対処する王立国教騎士団(通称・HELLSING機関)の壮絶な戦いを描くバトルアクション。同サイトによると実写版は長編映画となり、『ジョン・ウィック』シリーズの脚本家デレク・コルスタッドが、米アマゾン・スタジオと協力して取り組む。
マーベル・スタジオの新作ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」にも携わるデレクは、「数年前に兄弟から『HELLSING』の漫画を紹介されて以来、映像化に夢中になっていました」とコメント。プロデューサー陣が映像化の権利を得て、アマゾンと提携することを知った時は「夢じゃないか」と思ったと述べている。
プロデューサー陣は『アップグレード』のブライアン・カヴァナー=ジョーンズ、『ラ・ラ・ランド』『ジェーン・ドウの解剖』のフレッド・バーガー、『デビル・ストレンジャー』のマイク・キャラハンとルーベン・ライバーなど。製作総指揮には『ゴースト・イン・ザ・シェル』の藤村哲哉も名を連ねる。(編集部・入倉功一)