一ノ瀬颯、久々のリュウソウジャー集結に「これは恋ですね」激痛NGの撮影秘話も
一ノ瀬颯が5日、丸の内TOEIで行われた映画『騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリー・オブ・ソウルメイツ』(公開中)の公開記念舞台あいさつに来場し、キャストたちの久々の集結に「これは恋ですね」と喜びを明かした。この日は、一ノ瀬とともに綱啓永、尾碕真花、小原唯和、岸田タツヤ、兵頭功海、長田成哉も登壇した。
本作は、恐竜の力と騎士の魂を宿したヒーローの活躍を描く特撮アクションシリーズの劇場版。テレビシリーズの32話と33話をつなぐ物語が展開する。2月20日から『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』と題して、『魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム』『機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い!オール戦隊大集会!!』とともに3本立てで上映されている。
3本立ての1本ということもあり、作品の上映時間はおよそ15分。コウ/リュウソウレッド役の一ノ瀬は、久々ながらもブランクを感じさせない共演者の演技に驚いたことを明かしつつ、「撮影しているときも15分と聞いていたので、みんな早口になっていた」と冗談を交えて振り返る。そして、テレビシリーズの放送が終了したブランク期間も共演者のことを考えていたそうで、「これは恋ですね」と笑みを浮かべた。
テレビシリーズでの敵との戦いで命を落とし、姿を消したナダの知られざるエピソードが語られる今回の劇場版。一ノ瀬は「僕たち自身も記憶に残る回。それを掘り下げてくれる内容で、みんなの中でナダロスがずっと続いていたことを考えれば、喜んでもらえたんじゃないかなと思います」とにっこり。
さらに、テレビシリーズ撮影時の思い出を聞かれると、「痛い顔」が記憶に残っているという一ノ瀬。「リュウソウジャーに携わっている間に、左右両方の足を捻挫したんです。オフの日にバスケをしていたら捻挫したんですけど、色々テーピングしてもらったりして。でも、歩くのも痛くて……」と回顧。「(劇中では)走って駆けつけないといけない。そのシーンで『痛い』と顔になってしまうので、何回もやり直しになりました」とコメントし、共演者からは怪我が多いので「怪我大将」と呼ばれていたとも打ち明けた。
イベント終盤には久々に全員で変身ポーズを披露。一ノ瀬は「久々すぎて声が裏返ってしまった」と反省しつつも、全員の息はぴったりで安堵の表情。「僕らの絆は深いもの。久々に会ってもできる。ここに帰ってくると、みなさんも優しく受け入れてくれる。どこにいても僕たちとみなさんのソウルは一つ。僕たちはソウルメイト」と語り、締めくくっていた。(取材・文:名鹿祥史)