「バイオハザード」ホワイトハウスでゾンビ発生!CGアニメ新アート&ストーリー公開
Netflixが今年配信する「バイオハザード」シリーズ初の連続CGアニメ「バイオハザード:インフィニット ダークネス」の新たなキーアートとストーリーが明らかになった。同時に、メインキャラクターを演じる、日本語吹き替え版声優も発表された。
「バイオハザード」シリーズは、多彩なアイテムや武器を駆使して、クリーチャーがあふれる危険区域からの脱出を試みるサバイバルホラーゲーム。これまで、ハリウッド実写版やCG映画など、数多くの映像作品が製作されてきた人気作が、初めてCGドラマとなって配信される。
物語は、シリーズ屈指の人気キャラクター、レオン・S・ケネディとクレア・レッドフィールドを軸に展開。ホワイトハウスで正体不明のゾンビ達と遭遇する合衆国エージェントのレオンと、難民支援に訪れた国でウイルス感染者の痕跡を発見するクレア。遠く離れた国で起こったゾンビ発生事件が、やがて国家を揺るがす事態へと発展していく。
新たなティザーアートでは、スーツ姿でデザートイーグルを構えるレオンと、何かを探し求めるクレアと共に、ホワイトハウスに向かって歩くゾンビたちが描かれている。さらに、2人がホワイトハウスで再会する場面写真も公開。アメリカの中枢が重要な舞台のひとつとなるようだ。
日本語吹き替え版では、森川智之(レオン役)と甲斐田裕子(クレア役)が、2019年のゲーム「バイオハザード RE:2」に続いて共演。森川は「また戦いの日々がやって来るのかと思うと、早くも胸の高鳴りが抑えられない状態です」と意気込みをコメント。甲斐田は「作品が出るたびに美しくなっていくグラフィックにどんどん恐怖が増します。そしてついにドラマ化!? レオンとクレアにどんな展開が待っているのか楽しみです。昔プレステ版の2で犬に追い詰められ叫びながらプレイしてたのが懐かしい、恐怖に耐えられるでしょうか」と語っている。
製作・原作監修に、カプコンの小林裕幸プロデューサーが参加。制作プロデュースはトムス・エンタテインメント。『バイオハザード:ヴェンデッタ』(2017)で制作プロデューサーを務めた、宮本佳率いるQuebicoがアニメーション制作を担当する。(編集部・入倉功一)
「バイオハザード:インフィニット ダークネス」ストーリー
2006年、アメリカ合衆国の象徴、ホワイトハウスが何者かにハッキングされた。大統領管轄の極秘ファイルに不正アクセスの痕跡が見つかったのだ。捜査のため召集された合衆国エージェントのレオン・S・ケネディ達は、突如停電したホワイトハウス内で正体不明のゾンビ達と遭遇、SWATと共にそれらを制圧する。
一方、テラセイブの職員クレア・レッドフィールドは難民支援のために訪れた国で、失語症の少年が描いた奇妙な絵と出会う。ウイルス感染者を描いたと思われるその絵をきっかけに独自の捜査を進めるクレア。翌朝、福祉施設建設の陳情のためホワイトハウスを訪れたクレアは偶然再会したレオンを見つけ、少年が描いた画を見せる。ホワイトハウスでのゾンビ事件と奇妙な絵の関連性に何かを悟るレオンだったが、クレアには関係ないと言ってその場を立ち去る。遠く離れた国で起こった2つのゾンビ発生事件は、やがて国家を揺るがす事態へと発展していく。