ディズニー『ラーヤと龍の王国』がV2!
全米ボックスオフィス考
先週末(3月12日~3月14日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ディズニー・アニメーション映画『ラーヤと龍の王国』が興行収入570万6,633ドル(約5億9,920万円)で2週連続となる首位に輝いた。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル105円計算)
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同作はコロナ禍の措置として、劇場公開と同時に「Disney+(ディズニープラス)」でも30ドル(約3,150円)のプレミア料金を支払えば鑑賞できるが、前週比32.9%ダウンに抑えて首位をキープした。公開3週目の『トムとジェリー』は前回と変わらず2位。『トムとジェリー』もワーナーの動画配信サービス「HBO Max」でも配信中で、こちらは追加料金なしだ。先週末アメリカでオープンしていた映画館は全体の半数までに増えており、15日からはロサンゼルスでも約1年ぶりに営業が再開されたとあって、興行が活気を取り戻していくことを願いたい。
6位にはインド映画『ジャティ・ラティマヌ(原題) / Jathi Ratnalu』が興収47万ドル(約4,935万円)で初登場。公開3週目となるアンソニー・ホプキンス主演作『ファーザー』は、圏外から8位にランクイン。アンソニーが認知症の父親にふんした同作は、第93回アカデミー賞では作品賞、主演男優賞など6部門ノミネートを果たしている。(編集部・市川遥)
3月12日~3月14日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『ラーヤと龍の王国』
2(2)『トムとジェリー』
3(3)『カオス・ウォーキング(原題) / Chaos Walking』
4(4)『ブギー(原題) / Boogie』
5(5)『ザ・クルーズ:ア・ニュー・エイジ(原題) / The Croods: A New Age』
6(初)『ジャティ・ラティマヌ(原題) / Jathi Ratnalu』
7(8)『ザ・マークスマン(原題) / The Marksman』
8(-)『ファーザー』
9(6)『ザ・リトル・シングス(原題) / The Little Things』
10(7)『ワンダーウーマン 1984』