アニメ『100日間生きたワニ』映像公開!新キャラ・カエル声優に山田裕貴
20日、SNSで話題を呼んだイラストレーター・きくちゆうきの4コマ漫画を映画化する、アニメ『100日間生きたワニ』の特報映像が初公開された。また、追加キャストとして、山田裕貴、ファーストサマーウイカ、清水くるみの参加も明らかになった。
同作は、2019年12月12日から2020年3月20日までTwitterに投稿され続けて話題になった4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」のアニメ映画化。何気ない日常をつづったワニの100日間と、そこから100日後、大切なものを失った仲間たちの姿を描き出す。
監督・脚本は『カメラを止めるな!』の上田慎一郎と、アニメーション監督としても活躍するふくだみゆき夫妻。主人公・ワニの声を神木隆之介、ワニの親友のネズミを中村倫也、モグラを木村昴、ワニが恋するセンパイを新木優子、ワニの両親を池谷のぶえと杉田智和が担当する。
公開された特報映像は、原作の最終話で描かれた花見のシーンからはじまり、ワニのすごした100日と、本作で描かれる新しい物語が、いきものがかりの主題歌「TSUZUKU」と共に切り取られたもの。神木らが演じるキャラクターの声も確認することができる。同時に公開されたポスタービジュアルには、ワニが仲間たちとすごした、何気なくも愛おしい瞬間を捉えた写真がちりばめられている。
追加キャストとして、映画オリジナルの新キャラクター・カエルの声を山田が担当。「100日後に死ぬワニ」のその後を描いたストーリーで、ネズミやモグラ達と交流を重ねる重要なキャラクターとなる。さらに、モグラの恋人イヌ役をファーストサマーウイカ、センパイが働くカフェのバイトちゃん役を清水が務める。追加キャストのコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)
映画『100日間生きたワニ』は5月28日より全国公開
山田裕貴(カエル役)
話題になっていたので、実際に原作を読んでみたら日々の大切さに気づかされ、日頃の過ごし方も変わるような力を持った作品だと思いました。映画オリジナルのカエルは僕自身、台本を読んだ時に異物感があって、皆さんも最初の印象は「なんだこいつ」って感じると思いますが、この物語にとって“新しい風”です。残された悲しみ、出会いと別れ、そうしたものを背負った人への追い風になれたらと思います。また、どれだけ明るくて、笑顔で元気にいる人でも抱えているものがあって、色々な人がそこにいるという事をカエルから感じて貰えたらいいなと思います。
ファーストサマーウイカ(イヌ役)
リアルタイムに毎日楽しみに読ませて頂いていたので、まさか動くワニ君達とその世界に入れるなんて夢にも思いませんでした! 中でも、物語をさらに鮮やかにしてくれたイヌさんはとても好きなキャラクターでした。モグラさんとの掛け合いも楽しみです。イヌさんの明るくキュートな雰囲気を出せるように頑張りたいと思います!
清水くるみ(バイトちゃん役)
朝の番組で特集しているのを毎日楽しみに見ていた100ワニに、まさか自分が携わらせていただけるなんて、そして、初めて声のお仕事をこの作品でさせていただけるなんて、とても光栄です! 個人的に近年、行間を読ませる作品に出会えていないな、と感じていたのですが、この作品はみる人によって色々な感情を想像させてくれる素敵な作品だなと思います。このようなご時世ですが、だからこそ大切なものに気付かせてくれる、そんな作品になっていると思います。世代を問わず、たくさんの方に観ていただきたいです!