大泉洋、中村倫也の身長サバ読みに「あと2センチくらい…」さらなる嘘あおる
俳優の大泉洋が25日、丸の内ピカデリーで行われた映画『騙し絵の牙』の公開前夜祭イベントに出席。騙し合いが繰り広げられる物語にちなんで嘘にまつわるトークが展開されるなか、中村倫也による身長サバ読みの告白に「もっと言ってもいいんじゃない?」と大泉があおる一幕があった。イベントには大泉と中村とともに松岡茉優、宮沢氷魚、池田エライザ、佐野史郎、木村佳乃、佐藤浩市、吉田大八監督も参加した。
大泉洋、まさかのハプニングにパニック「見ないで~」イベントの様子【動画】
『騙し絵の牙』は、作家・塩田武士の同名小説を『桐島、部活やめるってよ』などの吉田監督が映画化したエンターテインメント作品。創業一族の社長が急死した大手出版社・薫風社を舞台に、廃刊の危機に瀕した雑誌「トリニティ」の編集長・速水(大泉)が存続を懸けて奔走する姿が描かれる。
この日は、本作のキャッチコピーである「ウソを見破り、ウラを暴け。」にちなんでキャストたちが嘘についてのエピソードトークを展開するなか、薫風社の社長の息子・伊庭惟高を演じた中村は「あまり嘘をつく側の人間ではないのですが……」と前置きしつつ「身長が168センチなのですが、デビュー以来、プロフィールにはずっと170センチと書いていました」と打ち明ける。
その中村の告白に大泉が「けっこうな嘘をついたね!」と大笑いすると、中村は「でも、先日に生まれて初めて人間ドックに行ったら、170センチありました。言霊です。言えば、そうなるんです」と胸を張る。すると大泉は「170センチになったってことは、あと2センチくらい高く言ってもいんじゃない? 172センチって言えばいいよ。最終的には180センチぐらいになるんじゃない」とさらなら嘘を重ねることを勧めて、会場を笑わせた。
いつもながらの大泉のトークが冴え渡るが、普段なら大きな歓声や笑い声が巻き起こるところに、声の代わりの大きな拍手が会場にこだまする。大泉は満員の客席を見渡しながら「客席が埋め尽くされた会場に立つのはいつ以来でしょう……」としみじみ。大泉の言葉に続いて、共演者の松岡や佐藤たちも観客でいっぱいになった客席の光景に感動の表情を見せていた。(磯部正和)