『スマホを落としただけなのに』韓国リメイク!チョン・ウヒ×イム・シワン×キム・ヒウォンのトリプル主演
2018年に大ヒットを記録した北川景子主演の映画『スマホを落としただけなのに』が、韓国でリメイクされることが25日、TBSより発表された。韓国版リメイクでは、北川が演じたスマートフォンを落とす会社員役に映画『哭声/コクソン』などのチョン・ウヒを起用。イム・シワンがスマホの専門家を、キム・ヒウォンが事件を追跡する刑事を演じ、3人がトリプル主演を務める。
邦画版『スマホを落としただけなのに』は、宝島社の「このミステリーがすごい!」大賞シリーズから刊行された志駕晃の同名小説を原作に、主人公がスマホを落としたことをきっかけに日常が脅かされ、やがて連続殺人事件に巻き込まれていく物語。韓国版では、『哭声/コクソン』(2016)で事件を目撃する少女を演じたチョン・ウヒ、昨年12月から配信スタートしたNetflixのドラマシリーズ「それでも僕らは走り続ける」で人気急上昇中のイム・シワン、映画『アジョシ』(2010)、『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』(2017)などのベテラン俳優キム・ヒウォンが出演。監督を新鋭キム・テギュンが務める。
邦画版は、『リング』シリーズなどのホラー映画の鬼才・中田秀夫監督がメガホンをとり、フィッシング詐欺やネットストーキング、“なりすまし”などのスマホ社会ならではの恐怖と予測不能な展開が反響を呼び、2018年11月2日に公開されると4週連続邦画興行収入1位、7週連続トップ10入り。興行収入19.6億円を記録した。2020年には前作で刑事を演じた千葉雄大を主演に迎えた続編『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』が公開。シリーズを通じて興行収入30億円を超えるヒットとなった。
韓国版『スマホを落としただけなのに』は今年3月にクランクイン。ミジフィルムが制作、CJエンタテインメントが配給を担当する。(編集部・石井百合子)