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「おちょやん」百合子と小暮が結婚&千代は“お母ちゃん”に…16週を振り返り!

千代は30歳に!
千代は30歳に! - (C) NHK

 現在放送中の連続テレビ小説「おちょやん」(月~土、NHK総合・午前8時~ほか)が16週目を迎えている。今週の見どころを振り返ってみたい(一部、あらすじに触れています)。

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 「おちょやん」は、明治の末に大阪・南河内の貧しい家に生まれた千代(杉咲花)が、女優の道をひたむきに駆け上がる姿を描く物語。3月22日から第16週「お母ちゃんて呼んでみ」に突入し、千代のもとに思わぬ来客が訪れた。

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 テルヲ(トータス松本)が亡くなって5年の月日が経ち、物語は日中戦争に国中が沸く道頓堀に舞台を移した。千代は30歳になり、鶴亀家庭劇では戦争を題材とした愛国ものの芝居が安定した人気を集めていた。そんななか、千代は新派出身の子役である松島寛治をしばらくのあいだ預かることに。身寄りのない寛治に自分の子どものような親しみを覚えた千代は、母親代わりになろうと何かと世話を焼くのだった。

 寛治を演じる前田旺志郎は、幼少期からお笑いコンビ「まえだまえだ」として前田航基とともに活躍。是枝裕和監督の映画『奇跡』(2011)では二人で主演を務め、その後もともに俳優として活躍を続けている。旺志郎は今後も山田洋次監督の『キネマの神様』(8月6日公開)などが控えている。

 物語ではさらに、千代の家に高城百合子(井川遥)と小暮真治(若葉竜也)がやってくる。千代にとっては、憧れのスター女優と初恋の相手。二人は結婚しているとのことで、芝居を続けながら全国を回っているのだという。千代は意外な組み合わせに驚きつつも、久々の再会に喜びを爆発させた。

 だが、実は二人がやろうとしている芝居は検閲によって上演が難しくなっており、特高警察に追われた二人がソ連に渡ろうとしていることも判明。そこに特高が千代の家にやってきて、二人は身を隠すが、あわや絶体絶命の危機。そんなとき、寛治が思わぬ活躍を見せるのだった。

 二人を送り出したのち、寛治が鶴亀家庭劇の準備金を持ち出したことが明らかに。千代は複雑な心を抱える寛治と正面から向き合うことになった。

 来週からは第17週「うちの守りたかった家庭劇」へと突入。なお、最終回は5月14日(15日は最終週の振り返り)の予定となっている。(編集部・大内啓輔)

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