赤井秀一はどう活躍?名探偵コナン『緋色の弾丸』本日公開
アニメ「名探偵コナン」の劇場版シリーズ第24作『名探偵コナン 緋色の弾丸』が本日より公開中だ。1年の公開延期を経て、ついに公開日を迎えた本作を観る前に、押さえておきたいポイントを紹介する。
驚異の7作連続シリーズ最高興収更新!
原作は、週刊少年サンデーで連載中の青山剛昌による大ヒット漫画。テレビアニメは放送開始から25周年を迎え、劇場版は今作が24作目となる。歴史あるコンテンツである一方で、2019年公開の前作『名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)』まで7年連続でシリーズ最高興行収入を更新するなど、その勢いはとどまることを知らない。そして、今回はシリーズ初の世界同時公開となり、日本とあわせ22の国と地域で公開される。さらにはIMAX、4DX、MX4D、DOLBY CINEMA でも上映され、劇場版シリーズ歴代最大規模の公開館数となることが発表されている。
最新作『緋色の弾丸』が描くのは、日本で開催される世界最大のスポーツの祭典「WSG-ワールド・スポーツ・ゲームス-」と、その開会式にあわせて開発された最高時速1,000kmを誇る世界初の「真空超電導リニア」を巻き込んだ未曾有の大事件。劇中屈指の人気キャラクターであるFBI捜査官の赤井秀一と、その家族たちがキーパーソンとして登場する。
人気キャラ・赤井秀一の登場が話題
赤井はFBIに所属する凄腕のスナイパーで、黒ずくめの組織を追い詰めるため、現在は日本に滞在している。黒ずくめの組織という同じ標的を前に、主人公の江戸川コナンとは協力関係にある。なお、赤井は過去の作戦により殉職したことになっているため、大学院生の沖矢昴という仮の姿で工藤家に潜伏している。その赤井が映画でどのように活躍するのだろうか。
そして、本作には赤井の弟でプロ棋士の羽田秀吉(※「吉」は「つちよし」、“由美タン”こと恋人の宮本由美も登場する)、妹の女子高生探偵・世良真純、少女のような見た目をした母・メアリーも登場。原作においてもいまだ謎だらけの一家がそろって物語のキーパーソンになることは、公開前から大きな話題を呼んでいた。
主題歌・ゲスト声優は?
主題歌は、東京事変の新曲「永遠の不在証明」。女優の浜辺美波がゲスト声優として出演し、真空超電導リニアの客席担当・石岡エリー役を務める。そして、本作の監督を務めるのは、前作『名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)』から引き続き永岡智佳。脚本は『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』(2016)、『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』(2018)などを手がけた櫻井武晴が担う。(編集部・小山美咲)
<映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』あらすじ>
舞台は、世界最大のスポーツの祭典「WSG-ワールド・スポーツ・ゲームス-」の記念すべき東京開催を迎えようとしている日本。その開会式にあわせて、日本の技術を総集結した、最高時速1,000kmを誇る世界初「真空超電導リニア」が新名古屋駅と東京に新設される芝浜駅間に開通することが発表された。世界の注目を浴びる中、名だたる大会スポンサーが集うパーティー会場で突如事件が発生し、企業のトップが相次いで拉致されてしまう異常事態に。その裏には事件を監視する赤井秀一の姿、そして赤井からの指令を待つFBIの姿があった。コナンの推理により、15年前にアメリカのボストンで起きた忌まわしきWSG連続拉致事件との関連性が浮かび上がり、当時の事件もFBIの管轄だったことが判明する。果たしてこれは偶然なのか? 世界中から大勢の人々が集まる日本で、いったい何が起ころうとしているのか?