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『ワイルド・スピード』第9弾、過去作とのつながりを強化!東京も重要な目的地に

映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』新予告編 » 動画の詳細

 人気カーアクションシリーズ第9弾『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(8月6日日本公開)のメガホンを取ったジャスティン・リン監督が、新予告編公開のタイミングでインタビューに応じ、人気キャラクター・ハン(サン・カン)の復活や映画の舞台について語った。

【動画】再び東京が舞台に!『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』新予告編

 第6弾『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)以来、約8年ぶりにシリーズに戻ってきたジャスティン監督は、本作で死んだはずのハンを復活させるという驚きの決断を下す。『EURO MISSION』のラストでハンを殺した犯人はデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)だと判明したが、その後ショウはドミニク(ヴィン・ディーゼル)らファミリーの一員になるなど、彼の扱いが疑問視されていた。納得がいかないファンは、SNSを通して「Justice For Han(ハンに正義を)」と製作陣に訴えかけており、その声に応えるかのように本作でハンが戻ってきたのだ。

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 「ハンが戻ってこれたのは、全てファンのおかげです」と感謝したジャスティン監督。「私は第7弾『ワイルド・スピード SKY MISSION』と第8弾『ワイルド・スピード ICE BREAK』を観ておらず、別作品のQ&Aセッションでとある方から、ショウの扱いについて聞いたんです。私は納得がいきませんでした。なので、ファンが『Justice For Han』と積極的に活動してくださったことに感謝しているんです。納得いかないことは修正できるというのを、今回の出来事で学びました」とファンの声が間違いを正すための後押しになったという。

 シリーズでは、世界各国を舞台にド派手なアクションが展開されてきた。最新作の予告編では、東京を舞台にレティ(ミシェル・ロドリゲス)たちが肉弾戦を繰り広げており、本作でも世界規模でのストーリー展開が期待される。ジャスティン監督は、「本作では今まで以上に世界各国を巡ります」と切り出すと、「東京も重要な目的地の一つです」と断言。予告編でまだ見せていない都市が山ほどあると明かした。

 東京といえば、ハンがショウに殺された場所であり、第3弾『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』の舞台でもある。「最新作は『TOKYO DRIFT』だけでなく、『ワイスピ』シリーズ過去作全てと関わりが深い」と説明するジャスティン監督は、「シリーズにはまだ解決されていないキャラクターたちの問題が山ほどあります。今回のゴールは、過去作を見つめ直し、さらに探求すること。世界観のつながりを強化させたので、本作を観ればきっと過去作を観返したくなるはずです」と力を込めた。

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 『ワイルド・スピード』は第11弾をもって完結すると言われており、完結編を含む続編2本はジャスティン監督がメガホンを取る予定だ。本作を製作するにあたって、初めて“完結”について考えたという監督は、今後の展開について多くは語らなかったものの、「シリーズ完結のためには、3部作が適しているという結論に至りました。『ジェットブレイク』は、まさに完結に向けての第1章となります」と予告していた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

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