ヒカキン『妖怪大戦争 ガーディアンズ』に妖怪役で出演!公開日は8月13日
寺田心が主演を務める映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』に、人気YouTuberのHIKAKIN(ヒカキン)が妖怪役で出演することが決定した。また、公開日が8月13日であることも発表された。
【動画】ヒカキン出演シーン!映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』
本作は、妖怪ハンターの血を引く主人公・渡辺ケイ(寺田)が数奇な運命に導かれて世界の存亡をかけた戦いに挑むさまを描く。杉咲花、大沢たかお、安藤サクラ、大倉孝二、三浦貴大、大島優子、赤楚衛二、SUMIREらが妖怪役で出演する。
HIKAKINが演じるのは、妖怪動画投稿サイト「妖Tube」で絶大な人気を誇る妖Tuber“ひかきん”。顔中に浮かび上がる黒い模様が特徴の妖怪で、日本の妖怪と世界中のモンスターが一堂に会する世界妖怪会議“ヤミット”のシーンに登場する。HIKAKINのトードマークであるメガネはそのままに、得意の変顔を“妖怪らしく”見せるため、メイクは二重あごが映えるように計算されているという。また、ぬらりひょん役の大森南朋、姑獲鳥役の安藤、猩猩役の大倉、天狗役の三浦、雪女役の大島らと共演を果たす。
さらに、HIKAKINが出演するシーンの映像が公開された。突如現れた「妖怪獣」をめぐりヤミットで波乱が巻き起こる場面。このままでは絶体絶命のピンチになると緊迫した会話が繰り広げられるなか、突然小豆洗い(岡村隆史)がおもむろに小豆を洗い出し、思わずひかきんが「ややこしいタイミングで小豆洗うな!」とツッコミを入れる。
HIKAKINは、「今回の妖怪役では、人間っぽくならないように、かつ、自分の良いところをビビらず思い切り出すというところに徹しました。意識したのは、いかにいつもよりさらに良い変顔をするか。メイクも、変顔をした時の二重あごが映えるようにやってもらいました」と振り返る。
また、「三池(崇史)監督は初めてお会いしましたが、すごく優しく柔らかく接してくださいました。素顔がHIKAKINだとわかるメイクなので、『人間っぽい動きをしないで』ということだけ言われましたね(笑)。思い切ってやったので、人間っぽくない仕上がりになったと思います。現場に入ったら、とんでもない豪華なセットと大勢の妖怪がいたので、テンションが上がっちゃいましたね!(招き猫のような定番のポーズは)映画館でも『あれ、HIKAKINじゃない?』と一発でわかっていただきたく、劇中でもやってしまいました。だけど、普段動画を撮っている時にはない空気や緊張感をしっかり感じながら、息を止めるぐらい集中して挑んだつもりです! 最後に、自分をもし妖怪に例えるなら、『妖怪あごねずみ』ですかね(笑)」と語っている。
三池監督は、「以前から、HIKAKINさんは実は妖怪ではないかと疑っていました。そうでなければ、『あれほど人の心をガッツリ掴んで楽しませることなんてできない』と思っていたのです。当たりでした。真摯に全力で演じてくれる紳士で優しい妖怪でした。映画界に来てくれてありがとう」とコメントを寄せている。(編集部・梅山富美子)