天海祐希「緊急取調室」第4シーズン決定!田中哲司、でんでん、小日向文世ら続投
天海祐希が主演を務めるテレビ朝日系のドラマ「緊急取調室」の第4シーズンが、7月から放送されることが決定した。
【写真】「緊急取調室」キャスト和気あいあい!(2019年撮影)
本作は、叩き上げの取調官・真壁有希子(天海)が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と心理戦を繰り広げる人気シリーズ。2019年に放送された第3シリーズから2年、おなじみのメンバーが再集結する。
第4シーズンでは、管理官・梶山勝利(田中哲司)、菱本進(でんでん)、小石川春夫(小日向文世)がキントリに在籍しており、第3シーズンからキントリ・メンバーの一員として参戦した玉垣松夫(塚地武雅)は古巣の「サイバー犯罪対策室」に復帰しながらも、キントリと連携していくことになる。速水もこみちと鈴木浩介が演じる警視庁捜査一課殺人捜査第一係の名コンビ「もつなべ」も、引き続きキントリと強力タッグを組んでいくという。
第4シーズンの冒頭では、「キントリが9月末で解散すること」という物語が展開する。正式に義務化される以前から取り調べの録音録画(可視化)を実施し、泥臭い取り調べで被疑者の動機解明に貢献してきたキントリ。しかし、今や取り調べの完全可視化は当たり前の時代となり、警視庁から「役目は終わった」と判断されてしまう。キントリ・チームは、部署の消滅まで残り100日という手厳しいタイムリミットを課せられるなか、ひたすら目の前の事件と対峙し、被疑者の動機解明にまい進する。
天海は、「コロナ禍になって以来ずっと、“人と人とのつながり”について改めて考えていた」とコメントを寄せており、「今は正面を切って人と会うことが難しく、ふれあう機会が少なくなっていますが、やはり最後に残るのは“人と人とのつながり”や“人を思う気持ち”だと思うんです。それはキントリ・チームが何よりも大切にしてきたものでもあります。人の言葉や行動の裏側にある“思い”を汲み取り、“肌で感じる”ことの大切さを改めて伝えられたら、と思っています」と語っている。(編集部・梅山富美子)
コメント全文
■天海祐希
Q:ファンにとっても待望の主演作、それも「緊急取調室」の最新作をお届けできることへのお気持ちをお聞かせください。
今は正面を切って人と会うことが難しく、ふれあう機会が少なくなっていますが、やはり最後に残るのは“人と人とのつながり”や“人を思う気持ち”だと思うんです。それはキントリ・チームが何よりも大切にしてきたものでもあります。キントリは人と正面を切って対峙し、相手の目を見て何かを伝え、また何かを引き出そうとします。それは機械では決してできなくて、“人力”だからこそできること。私自身もコロナ禍になって以来ずっと、“人と人とのつながり”について改めて考えていたこともあり、このタイミングで「緊急取調室」をお届けできることがうれしいです。人の言葉や行動の裏側にある“思い”を汲み取り、“肌で感じる”ことの大切さを改めて伝えられたら、と思っています。
Q:最新作に向け、本作のキャストの方とは連絡を取っていましたか?
いつもクランクイン前にはみんなでご飯に行ってたんですけど、今回は「やめておこうね。大手を振って集まれるようになったら、ぜひそうしよう」という話になりました。その日が来ることを楽しみにする時間が増えたんだ、と今は思うようにしています。何よりもまずは目の前の撮影! “結束力の塊のようなチーム”の皆さんと現場でご一緒し、またコミュニケーションを取るのが楽しみで仕方ありません。
Q:第4シーズンの初回に登場されるゲストの方に対し、どんなことを楽しみにされていますか?
どなたが初回ゲストかはまだ明かせませんが、またまた本当にすごい方がご登場してくださるんですよ! 作品はもちろん、たくさん拝見しておりますし、お目にかかったこともありますが、御一緒させていただくのは今回が初めてです。取り調べの対決シーンは、いつも通り全力で。全力で行かなかったら失礼に当たりますから。初回ゲストの方もきっと、ドンと受け止めてくださると思っています。私は私の真壁有希子の正義を持って対決したいです。きっと収穫は大きいと楽しみにしています。
Q:髪型など、2年ぶりに“有希子スタイル”になっていかがですか?
「また髪を切っちゃったよ!」と思っています。でも、「やっぱり似合っているな」とも思っているんですよ(笑)。第4シーズンも、心して有希子を演じたいです!
Q:第4シーズンを楽しみにしている視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
「緊急取調室」がまたまたスタートします! 楽しみに待っていただけたでしょうか? 私は楽しみな反面、今回は“キントリ解散まで100日”という設定だけに、「もうこれで終わっちゃうのかな。続かないのかな」という不安もあります。とはいえ、またこうして真壁有希子として皆様にお目にかかれることを、本当に幸せに思っています。皆さんも今は本当に大変な思いをされているでしょうが、こんなときだからこそ「緊急取調室」の世界にどっぷり浸って、スカッとしていただきたいです。今回も素晴らしいゲストの方たちが続々来てくださいます。手強い方ばかりなので四苦八苦すると思いますが、皆さんとの対決を楽しみしています。第4シーズンも誇りを持って頑張ります。ぜひ皆さんも楽しみにしていてください! そして、ぜひ元気でいてください! 有希子として、またお目にかかれる日を楽しみにしています。
■三輪祐見子(テレビ朝日ゼネラルプロデューサー)
皆様のおかげでシーズン4を迎えることができました。前回から約2年。世界が様変わりしている中ですが、キントリの捜査手法は変わりません。人との距離を取らなければならない今だからこそ、きちんと向き合って話せることの有り難み、素晴らしさが際立ってきていると感じます。そんな思いも込め、キントリは、取調室で被疑者と真正面から向き合い、生身の人間同士、激しくぶつかり、時に共鳴しながら、執拗に泥臭く、真実に向かいます。天海さんはじめ、お馴染みの方々に、新しいメンバーも加わり、この夏お届けするキントリは期待を裏切らない展開をご用意しております。ストレスフルな日々をこのドラマで吹き飛ばしていただけたら、こんなに嬉しいことはありません。どうぞご期待ください。