スティーヴン・キング原作、Apple TV+ 新ドラマは愛と悲しみからの再生を描いたスリラー
スティーヴン・キング原作、オスカー女優ジュリアン・ムーア主演のApple TV+ 新ドラマシリーズ「リーシーズ・ストーリー(原題) / Lisey's Story」の予告編が同サービスのYouTubeチャンネルで公開。最愛の夫を亡くした女性の愛と悲しみからの再生を描く物語の一端が明らかになった。同作は、6月4日より独占配信される。
【動画】キング新作ドラマ「Lisey's Story」予告編
本作は、キングが2006年に執筆した長編小説「リーシーの物語」をもとに、全8話で構成されたドラマ。有名作家だった夫スコット(クライヴ・ オーウェン)を2年前に亡くしたリーシーは、遺品の整理をしていたある日、遺品の中から、夫が何かを自分に知らせようとしているヒントに気づく。次第に、身のまわりで不穏な出来事が頻発するようになり、スコットとの結婚生活の中で意図的に封印してきた記憶と向き合うことになるが……。
今回公開された予告編では、夫の死の悲しみに打ちひしがれる中、「最初の手がかり」と書かれた謎の封筒を遺品の中から見つけたリーシーが、結婚生活における過去の彼との会話を思い出しながら謎に迫るも、不思議な光景の夢に幾度となくうなされ、何が現実で何が自身の想像なのかと、次第に正気を失っていく様子がみられる。
J・J・エイブラムス率いる制作会社バッド・ロボットと、ワーナー・ブラザース・ テレビジョンの共同制作となる本作。脚本はすべてキング自身が執筆し、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』などのパブロ・ララインが監督、製作総指揮には同3名に加え、ジュリアンも名を連ねている。(編集部・浅野麗)