金ロー『タイタニック』今夜は後編!前編のあらすじを振り返り
日本テレビ系「金曜ロードショー」にて今夜(14日よる9時~)、映画『タイタニック』(後編)が放送される。2週にわたる放送の第二夜の前に、前編の内容を振り返ってみたい。
ジェームズ・キャメロンが監督・脚本を務めた『タイタニック』は、日本でも興行収入262億円という大ヒットを記録した壮大なラブストーリー。20世紀最大の海難事故と言われたタイタニック号沈没事故の史実をもとに、画家志望のジャック(レオナルド・ディカプリオ)と、彼と船上で運命的な出会いを果たす上流階級のローズ(ケイト・ウィンスレット)による身分の格差をこえた恋の行方が描き出される。先週放送の前編では、タイタニック号の船内で逢瀬を重ね、距離を近づけていくジャックとローズの姿が描かれた。
物語の始まりは、豪華客船タイタニック号が沈んでから84年が経った現在。船体と共に沈んだとされる幻のダイヤモンドを探して海底調査が行われていたが、ダイヤは見つからず、代わりにダイヤのネックレスを身につけた女性のスケッチが発見される。その絵のモデルこそ、物語のヒロインであるローズだった。100歳を超えても存命だった彼女は、調査団たちにタイタニック号が沈んだ時の様子を語り始める……。
時はさかのぼり、1912年。イギリスからニューヨークへ向けてタイタニック号が出発する。上流階級の娘だったローズは母や婚約者らとタイタニック号に乗りこみ、一方、貧しい画家志望の青年ジャックは新天地アメリカでの成功を夢見ていた。
婚約者から「愛の証」として最高級のダイヤのネックレスをプレゼントされるローズだが、強制された婚約だったため、気持ちは鬱屈したまま。船から身を投げようかと思い悩んでいたローズは、偶然現れたジャックと運命的な出会いを果たす。身分の違いを乗り越え、惹かれ合っていく二人。婚約者の目を盗んで密会するが、その現場を婚約者の執事に見つかってしまい、二人は船内を逃げ回ることに。
今夜放送の後半では、二人の運命的な恋の結末が描かれることになる。婚約者がジャックとローズの密会に怒り心頭のそのとき、タイタニック号が氷山に衝突。沈みんでいく船内で、船長や船員、裕福な1等船客、そして貧しい3等船客、それぞれ立場の異なる者たちがパニックに陥る。圧巻のスペクタクルと共に、物語のキーアイテムであるローズが婚約者から渡されたダイヤの行方も見どころだ。なお、金曜ロードショーの公式サイトでは前編のあらすじ動画を観ることができる。
「金曜ロードショー」では今後も、ディズニーの名作アニメを実写映画化した『アラジン』(5月21日放送)をはじめ、『スタンド・バイ・ミー』(5月28日放送)、『ボヘミアン・ラプソディ』(6月4日放送)、『グーニーズ』(6月11日放送)といった名作がラインナップされている。(編集部・大内啓輔)