世界最高のOP興収!妻夫木聡、長澤まさみ、染谷将太ら出演の中国映画、7月9日公開
日本から妻夫木聡、長澤まさみ、染谷将太、鈴木保奈美、奥田瑛二、浅野忠信、三浦友和らが出演し、全世界オープニング週末興行収入No.1の新記録を樹立した中国映画『唐人街探偵 東京MISSION』が7月9日より公開されることが17日、明らかになった。東京を舞台に、中国、日本、タイなどアジア各国の探偵が殺人事件の解決に挑むストーリーで、予告編では日本人探偵役の妻夫木が流ちょうな中国語を披露している。
【動画】舞台は東京!『唐人街探偵 東京MISSION』予告編
本作は、中国の探偵映画『僕はチャイナタウンの名探偵』シリーズの第3弾。中国旧正月初日の2月12日に公開され、初日に約10.1億元(約164億円)の興行収入を記録。歴代1位の『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)を抜き、全世界オープニング週末興行収入No.1の新記録を更新した。
物語は、国際的に事件を解決してきたチャイナタウンの探偵コンビ、タン・レンとチン・フォンが、日本の探偵・野田昊(妻夫木)から難事件解決の協力を依頼され、東京に飛ぶところから始まる。ミッションは、東南アジアのマフィアの会長が殺害された事件で、犯人として起訴されたヤクザ組長の冤罪証明。タイの探偵で元刑事のジャック・ジャーも参加し解決を試みるが、殺された会長の秘書が何者かに誘拐される事件が発生。そこにエリート警視正、謎の指名手配犯も絡み、事件は複雑化。さらに、世界の探偵が愛用するアプリの事件解決率世界ランキングに載る探偵たちが、このニュースを聞いて東京に集結。探偵世界ランキング第1位で正体不明の「Q」の登場により、さらなる混乱が巻き起こる。
チャイナタウンの探偵コンビにふんするのは中国のスター俳優、ワン・バオチャンとリウ・ハオラン。タイの探偵に、ハリウッドでも活躍するタイのアクションスター、トニー・ジャー。冤罪証明を探偵チームに依頼するヤクザの組長・渡辺勝に三浦友和、マフィアの会長秘書・小林杏奈に長澤まさみ、事件解決率100%を誇るエリート警視正・田中直己に浅野忠信、謎の指名手配犯・村田昭に染谷将太、美人双子姉妹に鈴木保奈美。メガホンをとったのは、『スプリング・フィーバー』など俳優のほか映画監督としても活躍するチェン・シーチェン。シリーズ3作にわたって監督を務めている。
日本人探偵役の妻夫木は、本作に以下のようにコメントを寄せている。「中国で大ヒットした「唐人街探偵東京MISSION」が日本で公開されることが決まりました。世界中の中華街で起こる様々な事件を、個性豊かな探偵たちが解決していく、コメディサスペンス映画です。今回の舞台は東京。僕を含めたアジアの探偵たちが東京の街を暴れまくってます。映画でアジアが一つになれれば……そんな想いを胸に撮影させて頂きました。映画愛溢れるスタッフキャストが国境を超えて集結しました! 是非、皆さん映画館にいっぱい笑いに来てください」
日本版予告では、中国、タイ、日本の探偵たちが成田空港、東京タワー、新宿・歌舞伎町、渋谷・スクランブル交差点など、東京の街をカートや水上バイクなどで駆け抜ける様子が見られる。(編集部・石井百合子)