有村架純&林遣都、舞台で共演 シス・カンパニー公演「友達」15名のキャスト発表
安部公房の戯曲に基づくシス・カンパニー公演「友達」から、鈴木浩介、有村架純、林遣都、浅野和之、キムラ緑子、山崎一ら15名のキャストが発表された。ドラマ「姉ちゃんの恋人」のカップル役も記憶に新しい有村&林が、家族の設定で共演する。
本作は、1967年に初演され谷崎潤一郎賞を受賞した安部公房の同名戯曲に基づくもの。現在放送中のNHKよるドラ「きれいのくに」の脚本でも注目される気鋭の劇作家・演出家、加藤拓也が、上演台本・演出を手掛け、一人の男をジワジワと取り囲んでいく謎の9人家族や周囲の人々の奇妙な論理を展開する。
不条理な状況に追い込まれていく「男」に鈴木浩介。彼の日常に忍び寄る見知らぬ9人家族に浅野和之、山崎一、キムラ緑子、林遣都、岩男海史、大窪人衛、富山えり子、有村架純、伊原六花。浅野が祖父、山崎とキムラが父母、林、岩男、大窪が3兄弟、富山、有村、伊原が3姉妹にふんするほか、西尾まり、内藤裕志、長友郁真、手塚祐介、鷲尾真知子の出演が決定した。
東京公演は9月新国立劇場小劇場にて、大阪公演は10月上旬サンケイホールブリーゼにて上演を予定している。(編集部・石井百合子)