『ザ・スーサイド・スクワッド』声優陣のお気に入りはキング・シャーク!「キュンキュンしちゃう」
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督が手掛ける映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(8月13日公開)のキックオフイベントが27日にスペースFS汐留で開催。声優を務める東條加那子(ハーレイ・クイン役)、立木文彦(サヴァント)、日野聡(ジャベリン役)、水樹奈々(エミリア・ハーコート役)、大のアメコミファンであるお笑い芸人のこがけんも来場した。
東條加那子、立木文彦、日野聡、水樹奈々、こがけん登壇!キックオフイベントの様子【写真】
本作は、DCコミックスの悪役たちを集めて結成された「ザ・スーサイド・スクワッド」が、巨大な敵に立ち向かう姿を描くアクション。圧倒的に不利な条件の下、減刑と引き換えに悪役たちが激しいバトルを繰り広げる。
アフレコ収録はすでに終えたという声優陣。ハーレイ・クインに声をあてた東條は「4日くらい前に終わったばかり。ハーレイ・クインの吹き替えをするときはハーレイが抜けなくて、演じているマーゴット・ロビーもそうだと思うんですけど、憑依(ひょうい)している状態で演じているんです。私の日常生活も支障をきたして大変です。その被害者は全部、夫になるんですけどね。収録は楽しくて、みなさんの声を聞いてキャラ立ちがすごくて最高でした」と笑みを浮かべる。
この日はジェームズ・ガン監督からのビデオメッセージが到着したことに、こがけんたち登壇者たちも大興奮。日本語版について「スーパーな声優チームが勢ぞろいしたと聞きました。本作には魅力的な“悪カワ”、みなさんもご存じのハーレイ・クインをはじめ、もっともクレイジーなぶっ飛んだキャラたちが登場します。日本のみなさん、(日本語で)“ゴクアク”なヤツらの活躍をぜひ楽しみにしてください!」とコメント。東條は「うれしいですね! 声優のことに触れてくれるなんて大興奮です。私もジェームズ・ガン監督が大好きです」と感激した様子を見せた。
それぞれの推しキャラに話題が及ぶと、半分人間で半分サメというキング・シャーク(オリジナル版の声優はシルヴェスター・スタローン)を推す声が多数。東條が「パッと見て、すごくワイルドで危険で気持ち悪いんじゃないかと思われがちですが、可愛くないですか?」と語ると、すかさず水樹も「可愛かった~!」ととろけそうな表情で同意。「(吹き替えは)玄田哲章さんが演じられていて可愛くて。大先輩なのですが、キュンキュンしちゃいました」と付け加える。立木も「独特のフォルムがあって、僕もサメ好きなので自分がやるならキング・シャークですね」と続けるなど、声優陣のハートをガッツリとキャッチしたようだった。
最後のコメントを求められた東條は「この映画を期待してくださっている方は多いと思いますが、その期待をもっと膨らませても裏切りません。迫力もすごいので大きなスクリーンで、そして声優陣もものすごく豪華なので吹き替え版も観ていただけたら」とメッセージを送った。(取材・文:壬生智裕)