ADVERTISEMENT

『るろ剣』辰巳役・北村一輝のキャスティング理由!大友啓史監督が明かす

辰巳役の北村一輝
辰巳役の北村一輝 - (C) 和月伸宏/集英社 (C) 2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final / The Beginning」製作委員会

 大ヒット公開中の映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』のメガホンをとった大友啓史監督が、ラスボス・辰巳役で圧巻の迫力を見せた北村一輝のキャスティング理由を明かした。

【写真】再現度すごい!『るろうに剣心』キャスト一覧

 『るろうに剣心』は佐藤健主演で和月伸宏の大人気漫画を実写化した人気シリーズ。現在、最終章2部『るろうに剣心 最終章 The Final』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が公開中で、剣心の過去にまつわる物語が展開する『The Beginning』のラスボスとして登場するのが、北村演じる辰巳だ。

ADVERTISEMENT

 北村について「20年以上前の若い頃に一度仕事をしたのですが、そのときの印象は鋭利なナイフを懐に隠し持った、触れれば切れる危なさを秘めた役者という印象でした」と語る大友監督は、「久しぶりに現場を共にした『億男』では、そのメージとは真逆の『遊べる役』を演じてもらい、振れ幅の大きさというか、その手触りがまだ僕の中に残っていて、それで、今回は真逆の役を演じてもらおうかなと」と辰巳役をオファーした理由を明かす。

 幕府直属の隠密組織“闇乃武”の首領である辰巳は、敵対する“人斬り抜刀斎”こと剣心の命を狙う存在だ。大友監督は辰巳について「徳川幕府の裏仕事を支えてきた闇之武の頭領・辰巳は、組織の中で優れた人心掌握者であり、時には自らも直接手を汚してきた今回のラスボスです」と説明すると、「世の中の裏も表もすべて知り尽くした狡猾さと共に、徳川幕府側の深謀遠慮ぶりを体現してもらわなければいけない。こういう役を今の北村さんが演じるとどうなるのか、とても興味がありましたね」と振り返る。

 北村はそんな監督の期待に見事に応えてみせた。大友監督は撮影中も手応えを感じていたそうで、「とにかく北村さんは芝居好きですからね。巴を追い詰めていくシーンは、撮っていて手応えがありましたね。最後の剣心との立ち回りでは、辰巳の凄みをどう見せていくか。それにしても、二の腕の筋肉、すごかったですね。しっかり鍛えて、当日に臨んでくれたと思います」と北村に称賛の言葉を送る。さらに、「全く異なる役で、また現場でお会いしたいですね」とも語っており、二人のさらなるタッグにも期待したい。(編集部・吉田唯)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT