『ブラック・ウィドウ』スカヨハ不在で続編の可能性、監督が言及
『アベンジャーズ』シリーズで活躍する女スパイ、ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウの知られざる過去に迫る映画『ブラック・ウィドウ』。主演のスカーレット・ヨハンソンは本作をもって同役の卒業を宣言しているが、監督のケイト・ショートランドは彼女抜きで続編を製作する可能性について「違うキャラクターを追うならば、YES」と Radio Times のインタビューで明かしている。
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マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)フェーズ4初の長編映画となる本作は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』と『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の空白期間で起こる、ナターシャと“家族”の再会を描くアクション。後の『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、彼女が下した衝撃の決断につながる過去が明かされる。
スカーレットはナターシャ役を卒業してしまうが、今回初登場した“妹”エレーナ、“母”メリーナ、“父”アレクセイ/レッド・ガーディアンら魅力的なキャラクターが活躍する続編は、将来的に実現するかもしれない。ケイト監督は、具体的なキャラクター名こそ挙げなかったものの、Radio Times に「違うキャラクターを追うならば、YES」とコメント。さらに、Deadlineのインタビューでは「彼女たちにはまだ蹴り飛ばせるものが山ほどある」と続編で語るべきストーリーが存在することを明かしている。
また、監督はナターシャ役を卒業するスカーレットについても言及。「スカーレットはこの集団から離れることをとても幸せに思っている。一番最後に(MCUを)離れる人ではないからね。彼女は自ら去る道を決めた。今の時点では、戻ってくることはないと思います」と Radio Times でコメントしている。
フローレンス・ピュー演じるエレーナは今後、Disney+で配信されるドラマシリーズ「ホークアイ(原題) / hawkeye」に登場する予定。『ブラック・ウィドウ』の続編が実現するかは不明だが、同作で登場した新キャラクターが別のMCU作品で再び活躍する可能性は大いに考えられる。(編集部・倉本拓弥)
映画『ブラック・ウィドウ』は劇場公開中、ディズニープラス プレミア アクセス公開中(※要追加料金)