『パディントン』第3弾は来年撮影!
実写映画『パディントン』シリーズ第3弾の撮影は、2022年の第2四半期に行われることが明らかになった。
これは、『パディントン』シリーズを手掛けるフランスの制作会社スタジオカナルのCEOが第74回カンヌ国際映画祭で発表したもの。『パディントン』及び『パディントン2』を手掛けたポール・キング監督は第3弾ではメガホンを取らず、製作総指揮に回る。新監督とキャストについては未発表。第3弾はキング監督、サイモン・ファーナビー(警備員のバリー役で『パディントン2』では脚本も担当)、マーク・バートン(『映画ひつじのショーン ~バック・トゥ・ザ・ホーム~』)が手掛けた原案を基に、バートン、ジョン・フォスター&ジェームズ・ラモント(ドラマ「ウェイステッド」)が脚本を執筆している。
映画『パディントン』シリーズは興行的にも批評的にも大成功を収めており、2018年には『パディントン2』が大手映画批評サイト・ロッテントマトで史上最も高く評価された作品(支持率100%)になった。しかし、今年になってある批評家がネガティブなレビューを書いたため、支持率が99%になってしまったということも話題になっていた。
ちなみに、第3弾のメガホンは取らないことになったキングは、2005年の映画『チャーリーとチョコレート工場』ではジョニー・デップが演じたことで知られるエキセントリックな工場長ウィリー・ウォンカの若き日を描く『ウォンカ(原題) / Wonka』(2023年3月17日全米公開)の監督に決まっている。(編集部・市川遥)