劇場版『きのう何食べた?』スピッツが主題歌!新曲流れる予告映像も公開
西島秀俊と内野聖陽が主演を務める映画『劇場版「きのう何食べた?」』(11月3日公開)の主題歌が、スピッツ書き下ろしの「大好物」に決まった。また、楽曲が流れる予告映像と、最新のポスタービジュアルもお披露目された。
本作は、累計発行部数765万部(電子版含む)突破のよしながふみによる人気漫画を、西島と内野の主演でドラマ化した「きのう何食べた?」の劇場版。料理上手で几帳面な倹約家の弁護士・筧史朗(通称・シロさん)役の西島、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(通称・ケンジ)役の内野をはじめ、山本耕史、磯村勇斗らおなじみの面々が集結。監督・中江和仁と脚本・安達奈緒子も続投する。劇場版からの新キャストとしてSixTONESの松村北斗が出演し、ケンジと同じ美容室に勤めるイケメン美容師・田渕剛役を務める。
そんな本作の主題歌を、今年デビュー30周年を迎えたスピッツが担当。本作のために新曲「大好物」を書き下ろした。スピッツが映画の主題歌を担当するのは『先生! 、、、好きになってもいいですか?』以来、約4年ぶり。草野マサムネは「様々な人生の歩み方、新しい家族のあり方、色んな愛の形など、多くの事を問いかけてくれる実は真面目な物語なんですけど、まずとにかく面白いです! アハハと笑わされた後、え? ここで? という場面にふと目頭が熱くなってたりします」と“何食べ”について語り、「なので今回、曲の依頼をいただいたら盛り上がっちゃって、ツルツルっと出来上がったのがこの『大好物』です。なんだか縁を感じています。レシピをメモりたくなる美味しそうなシロさんの手料理を堪能した後、シメのデザートにスピッツの曲も楽しんでいただけたら幸いです」とコメントしている。
「この映画の主題歌をスピッツさんが担当すると聞いて驚きと嬉しさで飛び上がりました」という西島は、「スピッツさんの楽曲はいつも作品の世界観に優しく寄り添い、観る者の想像力を大きく膨らませてくれます。本当に素晴らしい曲です。この曲を聴いて皆さんあたたかい気持ちで映画館を出られると思います。そしてこの曲を聴く度に、映画『きのう何食べた?』の様々なシーンを思い出して頂けたら幸いです」とメッセージを送った。
公開された90秒の予告映像は、シロさん(西島)との京都旅行を満喫するケンジ(内野)の様子からスタート。だが、甘いだけではない生活がチラつき始める……。そんな中、ケンジの「分かんないけどさ、誰かの嬉しいことってやっぱり嬉しいじゃない?」という言葉に重なるように「大好物」が流れ、ほろ苦くもあたたかいシーンが展開。おいしそうな料理と共に“何食べ”ならではの感動に包まれる映像となっている。(編集部・小松芙未)