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伊藤万理華の熱演を金子大地が大絶賛「リスペクトしています」

伊藤万理華、金子大地
伊藤万理華、金子大地

 元乃木坂46伊藤万理華が7日、都内で行われた映画『サマーフィルムにのって』公開記念舞台あいさつに出席、共演者の金子大地からその熱演ぶりを絶賛されると、照れ笑いを浮かべた。舞台あいさつには、河合優実祷キララ松本壮史監督も参加した。

【写真】伊藤万理華、公開に感慨!イベントの模様

 本作は、勝新太郎をこよなく愛する高校3年生の女子ハダシ(伊藤)が、所属する映画部で作る青春恋愛映画に嫌気がさしていたところ、ある日突然武士役にぴったりな青年・凛太郎(金子)が現れ、彼と共に時代劇を作るため奔走する姿を描いたSF青春物語。

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 昨日公開初日を迎えたが、前日は「眠れなかった」という伊藤は、「映画を作る立場の役柄だったことで、作品が世に放たれるということに、ハダシとしてもわたし自身としても感慨深いです」としみじみ語る。

 劇中、伊藤と金子が長回しで立ち回りをするシーンが印象深い。松本監督は「どこまで説得力を持って伝えることができるか」と不安もあったというが、伊藤や金子ら出演者たちがみな高い集中力を持って役になり切っていたことで「大きな説得力が生まれた」と称賛。

 そのシーンについて伊藤は「負けないようにという気持ちでやっていました。全部凛太郎が受け止めてくれました」と金子に感謝を述べると、金子も「伊藤さんでしかできないハダシ。本当にびっくりするような芝居。リスペクトしています」と伊藤を大絶賛していた。

 コロナ禍で一時撮影が中断されるなど、完成には困難な道のりが多かったという。そんななか、ラストシーンを迎えたときの心境を聞かれた伊藤は「凛太郎に会えなくなるという寂しさや、3か月撮影が空いたときの感情、映画を残せないかもしれないという思いなど、複雑な気持ちが入り混じって良く分からなかった」と振り返る。

 ようやく劇場で公開されることに、松本監督は「スクリーンでこうして上映できて嬉しい」と笑顔を見せつつも「(コロナ禍の)こんな最悪な状況で、来週はまたどうなるか分からない。1日でも長く上映されることを祈っています」と心情を吐露すると、伊藤も「この作品のなかでも、映画の未来を話しているシーンがあります。こうしてスクリーンを前にしてごあいさつできることが感慨深い。これからも映画がなくならないように、わたしたちも作り続けたいです」と未来に思いを馳せていた。(磯部正和)

映画『サマーフィルムにのって』は全国公開中

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