寺田心＆杉咲花、9.8メートルの“等身大”大魔神に驚き！『妖怪大戦争』をヒット祈願
寺田心と杉咲花が10日、東京千代田区にある神田明神で行われた映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』の大魔神復活イベントに登壇。二人は夏らしい浴衣姿で登場すると、境内に登場した9.8メートルの大魔神の等身大のバルーンと対面して驚きの表情を見せた。
本作は、過去に「妖怪三部作」として製作され、2005年には神木隆之介主演で映画化された『妖怪大戦争』に続く冒険ファンタジー。妖怪ハンターの血を引く主人公が、世界の存亡をかけたバトルに身を投じる。この日のイベントでは、映画の大ヒットと東京の安寧の願いも込めて、勝負運のご利益があるとされる江戸総鎮守・神田明神で行われた。寺田と杉咲、共演者の猪股怜生、三池崇史監督も登壇し、それぞれ夏らしい浴衣姿で登場し、映画のヒット祈願を行った。
寺田は浴衣について「涼しくて気持ちいいです」とうれしそうな表情。境内に設置された大魔神の巨大バルーンにも驚いた様子で「すごく大きいですね。映画の中だと、セットで会っても身体の下半身はCGだったんです。こうして間近で（等身大で）見ると迫力を感じます」と述べる。杉咲も「こんなに大きいとは！ カッコいいですね」と笑顔を見せた。続けて「大魔神にお願いをするなら？」と問われた寺田は「映画をたくさんの方に観ていただきたい思いと、（このご時世なので）みなさんお身体お気をつけくださいと心から願っています」と返答。
映画では、数奇な運命に導かれ世界の存亡をかけた戦いに挑む主人公・渡辺兄を熱演した寺田。狸の妖怪「隠神刑部」を演じた大沢たかおの迫力のある演技にも感銘を受けたことを明かして「お芝居でびっくりするより、本当にビビってしまいました。迫力や圧力で押されてしまって……。すごくリアルでした」と撮影を振り返る。
また、猪俣は寺田演じるケイの弟・渡辺ダイを演じたが、「妖怪の特殊メイクとか見どころがいっぱい。兄弟の絆や成長も見てほしいです」とアピール。印象に残った妖怪は「すねこすりという妖怪」だといい、「すねをこするだけの可愛い妖怪。僕は最近成長しているのか膝やすねが痛くなったりするんですけど、そのときは妖怪がいるのかなって思ったりもします」と愛らしい表情で話して周囲を和ませていた。（取材・文：名鹿祥史）
映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は8月13日より全国公開