瀬戸康史が主演!城定秀夫×今泉力哉『愛なのに』キャストが発表
『アルプススタンドのはしの方』の城定秀夫監督と『愛がなんだ』の今泉力哉監督がコラボレーションするプログラムピクチャー『愛なのに』で、俳優の瀬戸康史が主演を務めることが明らかになった。
本作は、城定監督と今泉監督が互いの脚本を提供しあって、R15+のラブストーリー2本を制作するコラボ企画のうちの一作で、『愛なのに』では城定が監督、今泉が脚本を担当。もう一方の『猫は逃げた』では今泉が監督、城定が脚本を務める。
今回キャストが発表となった『愛なのに』は、古本屋の店主とその店主にプロポーズする女子高生、店主の憧れの女性など、一方通行の恋愛が交差するラブコメディー。古本屋の店主・多田浩司にふんする主演の瀬戸は、「『愛なのに』、もっと何か言いたげな雰囲気がこのタイトルからは漂っている気がします。そんな、どうにもはっきりしない人たちの物語です。今泉さんの生み出した素敵な世界観の脚本です。僕演じる多田浩司もそのひとりで、感情をあまり表に出さない人物。演じる上で、この台本から醸し出される独特な空気にそのまま呑まれようと思いました」とコメントを寄せた。
さらに、ロックバンド・ゲスの極み乙女。のドラマーで、女優としても活動するさとうほなみが、多田の憧れの女性・一花役で出演することも判明。そのほか、河合優実、中島歩、向里祐香、丈太郎がキャストに名を連ねている。(須田璃々)
『愛なのに』は2022年初春に新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開