実写版「パワーパフ ガールズ」ブロッサム役のクロエ・ベネットが降板
米CW局が制作する、人気アニメ「パワーパフ ガールズ」の実写版ドラマ「パワーパフ(原題) / Powerpuff」から、ブロッサム役を務めるメインキャストのクロエ・ベネットが降板したとVarietyほか各メディアが報じた。
このガールズは幻に…実写版「パワーパフ ガールズ」ビジュアル
「パワーパフ ガールズ」は、遺伝子工学の天才ユートニウム博士の実験で誕生した、スーパーパワーを持った3人の幼稚園児たちを描く人気アニメ。ドラマ版は、犯罪者との戦いに捧げた少女時代を恨んでいる、20代になったガールズが主人公となり、クロエのほか、バブルス役にダヴ・キャメロン、バターカップ役にヤナ・ペローを起用。一度はパイロット版が作られたもののシリーズ化が承認されず、キャストやクリエイティブチームはそのままに、制作し直されることになっていた。
同サイトによると、スタジオは、再撮影にあたってクロエとの契約を延長しようとしたが、スケジュールの都合から降板せざるを得なくなったとのこと。新しいキャスティングは秋にも実施される。ダヴとヤナは続投し、現在はユートニウム博士役のドナルド・フェイソンら他キャストとの交渉が行われている。
脚本は、ドラマ「ヴェロニカ・マーズ」のヘザー・レニエと『JUNO/ジュノ』のディアブロ・コディが執筆し、グレッグ・バーランティ、サラ・シェクター、デヴィッド・マッデンらと共に製作総指揮にも名を連ねている。パイロット版の監督は「アメリカン・ホラー・ストーリー:カルト」などのマギー・カイリーが務めた。(編集部・入倉功一)