橋本環奈、泣きの芝居もほぼ1テイク!『かぐや様は告らせたい』表情の演技を河合勇人監督が絶賛
映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』(公開中)で、ヒロインの四宮かぐやを演じる橋本環奈。2019年に1作目が公開された際、類まれなる美貌の少女というハマり役が大きな話題になったが、そのクオリティーの高いなりきりぶりは続編でも健在。メガホンを取った河合勇人監督は、「多彩な表情を演じ分けられるところが、彼女の一番の魅力」と橋本の表現力を絶賛する。
アニメ化もされた赤坂アカの人気漫画を実写化した本作は、名門校の私立秀知院学園を舞台に、密かに惹かれ合う生徒会会長・白銀御行と副会長・四宮かぐやが、相手から“告らせる”ために全力の頭脳戦を繰り広げていく物語。1作目から引き続き、King & Prince の平野紫耀が白銀役を務め、橋本環奈がヒロインを演じている。
撮影現場のムードメーカーだった平野と共に、キャスト陣を引っ張る存在だったという橋本。平野の天然な言動を目の当たりにするたびに明るい笑い声を響かせながら、いざ撮影本番になると雰囲気を一変させるといい、「彼女の切り替えぶりは本当にすごい」と河合監督は称賛する。
そして本作では、恋する2人が互いに悟られないように頭脳戦を繰り広げるという物語設定上、モノローグが多用される。「必然的に内面を表情で表す演技が多くなりますが、橋本さんはいろんな表情を持っていて硬軟織り交ぜるのがとてもうまい人。恋している少女の顔をしていたと思ったら、冷たい悪女のように見える瞬間もある」と表現のふり幅に感心した様子。
「多彩な表情を演じ分けられるところが、彼女の一番の魅力なのかなと思います」と語る河合監督。撮影を振り返り、「今回はかぐやが涙を流すシーンもありましたが、スイッチが入ったのが見ていてわかりました。泣きの芝居も含めて、かぐやはほぼ1テイクでしたね」とも明かし、橋本の実力の高さをうかがわせた。(編集部・小山美咲)