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小松菜奈、初共演の林遣都と驚きのあだ名で距離を縮める!

初共演の小松菜奈と林遣都
初共演の小松菜奈と林遣都

 林遣都小松菜奈が29日、新宿バルト9で行われた映画『恋する寄生虫』の完成披露試写会に登壇し、初共演だった本作の撮影を振り返った。壇上には監督を務めた柿本ケンサクも登壇した。

林遣都&小松菜奈が初共演を振り返る!舞台あいさつの様子【写真】

 本作は、三秋縋の同名小説を映画化したラブストーリー。潔癖症に苦しむ孤独な青年・高坂賢吾(林)と視線恐怖症で不登校の女子高生・佐薙ひじり(小松)が出会い、生きづらさを抱えながらも儚く繊細な恋を育んでいく姿を描く。

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 林と小松は本作で初共演。2年前の撮影を振り返り、林は「とても接しやすくて、楽しかったです」と小松の印象を述べる。続けて「お会いする前は勝手にクールなイメージを持っていたのですが、みんなから愛される方で、いつもスタッフの方と談笑しているイメージでした。遠くから見ていると、どれが菜奈ちゃんなのかわからなくなるくらい溶け込んでいて、ギャップのある方だなって」と話す。

 小松の芝居に関しても「何の遠慮もなく、いろんな相談をしながら関係性を作ることができた」と林が続けると、小松は「嬉しいですねー」とニヤニヤ。小松も林との関係性を築くために工夫をしたといい、「どうやって距離を縮めていこうかなって考えたときに『あだ名をつけよう』と。『ケント・デリカットにしよう』と思って、そう呼んだら『それもう別人じゃん!』と笑っていました」と林のリアクションを紹介した。

 小松は「それでも負けじと言っていたら、そのうち『癖になったかも』と言うんです。それが嬉しかったというか、喜んでもらえたかなって。距離の詰め方が小学生の男の子みたいになってしまったけど」と照れ笑い。林の演技の姿勢についても「迷ったときにどうすればいいか全部話せる人。優しいなと思い、救われました」と感謝の気持ちを述べる。

 林はあだ名について「小学生のときに野球やっていた頃に呼ばれていた」と明かし、「冗談なのかなと思っていたら、なんの引っかかりもなく呼び続けるんです。台本を読んでいるときも『ここケント・デリカットが~』とか。正直な方だなって」と笑顔で振り返っていた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『恋する寄生虫』は11月12日より全国公開

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