『最後の決闘裁判』リドリー・スコット監督が極意を明かすメイキング映像
映画『最後の決闘裁判』(10月15日公開)より、リドリー・スコット監督が圧巻の映像を作り上げる極意を明かすメイキング映像が公開された。
本作は、エリック・ジェイガーによる「決闘裁判 世界を変えた法廷スキャンダル」が原作のミステリー。600年以上前にフランスで行われた、決闘によって決着をつける「決闘裁判」の史実を基に、暴行事件を訴えた女性とその夫、そして被告の3人の命を懸けた戦いを映し出す。
キャストでもあるマット・デイモン&ベン・アフレックらによる脚本をスコット監督が映画化した歴史大作で、ドラマシリーズ「キリング・イヴ/Killing Eve」などのジョディ・カマー、『マリッジ・ストーリー』などのアダム・ドライヴァーが共演している。
今回公開された映像は、メイキングシーンと共にスコット監督が映画作りについて語る特別映像。「ダイナミックさが肝心」と切り出す場面では、「馬が速く走る時も、落ちる時も、感情の変化も、予想外の展開でも、ダイナミックさを際立たせると静寂になる。静寂は強さだ」と圧巻の映像を作り上げる極意を明かしている。また、スコット監督からマットへ「そこは憎しみを持つ瞬間だぞ」と演出を指示する貴重な舞台裏も含まれている。(清水一)