話題沸騰の『007』新ボンドガール、次はマリリン・モンロー役
現在公開中の映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で短い出演時間ながら、天真爛漫な魅力と高い戦闘スキルのギャップで観る者を虜にしているキューバのCIAエージェント・パロマ役のアナ・デ・アルマス(33)。彼女は次回作ではマリリン・モンロー役に挑んでいる。
タイトルは『ブロンド(原題) / Blonde』で、ジョイス・キャロル・オーツによる同名ベストセラー小説が原作。世界で最も有名なセックスシンボル、マリリン・モンローのプライベートな物語を大胆に再構築し、セレブカルチャーという現代のレンズを通して、モデルで女優、歌手だった彼女の1950年代~1960年代がフィクションとして描かれる。
監督・脚本は『ジェシー・ジェームズの暗殺』『ジャッキー・コーガン』のアンドリュー・ドミニクで、製作はブラッド・ピットの制作会社プランB。ピットもプロデューサーに名を連ねている。アカデミー賞候補と早くも期待されている話題作で、アナがマリリンをどう体現しているのか気になるところだ。『戦場のピアニスト』のエイドリアン・ブロディ、『アントマン』シリーズのボビー・カナヴェイルらが脇を固めている。2022年にNetflixが配信予定。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』以外にも、『ブレードランナー 2049』では主人公の“恋人”ジョイ役、『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』ではウソをついたら嘔吐してしまう心優しき看護師役と作品ごとに全く違う顔を見せてきたアナ。来年米公開を予定している作品には、ライアン・ゴズリング&クリス・エヴァンスと共演したアクションスリラー『ザ・グレイ・マン(原題) / The Gray Man』(『アベンジャーズ』シリーズのルッソ兄弟が監督)、パトリシア・ハイスミスの「水の墓碑銘」をベン・アフレックと共演で映画化した『ディープ・ウォーター(原題) / Deep Water』もある。(編集部・市川遥)