土屋太鳳、26歳のJK制服姿に照れ笑い「今月はハロウィンなので」
女優の土屋太鳳が12日、新宿ピカデリーで行われたアニメーション映画『アイの歌声を聴かせて』(10月29日公開)のファンクラブ限定特別イベントに出席。久しぶりの女子高校生の制服姿で登壇して、ファンを喜ばせた。この日は土屋とともに吉浦康裕監督も来場した。
本作は、抜群の運動神経と天真爛漫な性格で人気者、そして何かあるとミュージカル調で歌い出す、少しポンコツなAIの主人公が転校先の学校で周りの人たちを幸せにしていくさまを描き出したアニメ作品。土屋は主人公・シオンの声を演じており、劇中では楽曲も歌唱している。
シオンをイメージした制服姿で登場した土屋は、ファンクラブ「Taohoney & moon」の会員に向けて「タオハニのみなさん、ただいまー!」とあいさつ。「26歳になりましたが、シオンリスペクトということで、この衣装を選ばせていただきました。2年前に高校生役を卒業させていただいたので、(制服を)着る機会はないと思っていましたが、今日はファンクラブ(イベント)ということで、ファンの方にたくさん笑顔を届けようと制服を着ようと思いました」と説明した。
しかし、「こんなにマスコミの方が入られるとは知りませんでした。ファンクラブのみんなが温かく笑ってくれるかな、懐かしんでくれるかな、と思っていたのですが……」と想定外の事態に苦笑い。続けて「今月はハロウィンなので、楽しく拝見していただけたら」と自虐気味に語って会場の笑いを誘った。
見どころとなる歌唱シーンについて、土屋は「めちゃくちゃ大変でした。キーが高くて、最初にデモを聞いたとき、笑っちゃったくらい、私にできるんだろうか……と思いました」と弱音を吐露。一方で、「コロナ禍になって歌を録り始めたので厳しい状況でしたが、なんとかシオンとして歌うことができて、歌っているとどんどん曲と歌詞が体に入ってきて、自分も励まされていきました」と自信をのぞかせながら振り返る。そして、「作曲・作詞してくださった方に『素敵な曲をありがとうございます』とお伝えしたいです」と感謝の言葉を口にした。
この日はファンとのQ&Aも実施。シオンとの共通点と相違点を問われた土屋は「力強いところ、すぐ歌うところ、大切な人にくっつきたくなるところが似ています。シオンちゃんの人間への憧れも、私が声のお仕事をされている方々に対して持つ憧れに似ています。似ていないところは、勉強ができるところ」と冗談交じりに回答。「元気をもらえる歌は?」という質問には、「『宙船』です。元気が出るというより、元気を出さなければいけない時や、踏ん張らなければいけない時に聞いています」と答えた。(錦怜那)