林遣都、写真に苦手意識?小松菜奈との2ショットは「素人が紛れ込んだみたい」
林遣都と小松菜奈が14日、グランドシネマサンシャイン池袋で行われた映画『恋する寄生虫』の女性限定試写会トークイベントに出席し、写真への苦手意識についてトークを展開した。イベントには柿本ケンサク監督も登壇した。
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本作は、三秋縋の同名小説を映画化したラブストーリー。潔癖症に苦しむ孤独な青年・高坂賢吾(林)と視線恐怖症で不登校の女子高生・佐薙ひじり(小松)が出会い、生きづらさを抱えながらも儚く繊細な恋を育んでいく姿を描く。
壇上には一足早いクリスマスツリーが用意されたが、林は「今はたくさんの人とクリスマスツリーを共有し合う機会もない。クリスマス気分をみなさんと味わえて嬉しい」と笑顔。小松も「今年はあっという間。もうクリスマスかと」と驚きつつ、「小さい頃、サンタを見るために夜更かしして、見なきゃと思っているうちに寝てしまう、そんなクリスマスを過ごしていました。サンタさんは今でも信じています」と笑顔で思い出を語った。
その後、Twitterで募集した一般の方からの悩みに二人が答えるトークが行われた。「虫が苦手。虫に恋する方法」との質問に、林は「恋しなくてもいいんじゃないですか。僕も虫は得意な方じゃない。でも、最近は生命を感じることが大事と思うようになったんです。見た目が怖くてもみんな生きている。蚊でもすぐに拒絶するのではなく、血を吸われていても僕の血を吸って生きているんだな、と思うようになりました」とユニークな見解を明かした。
一方の小松はその見解に「私は血を吸われているので容赦なくいきます」ときっぱり。「虫を好きになる必要もないんじゃないかな。私も好きな虫、苦手な虫はあるので。ゴキちゃん? ゴキちゃんはとんでもないですよ。シュー! ですよ」とこちらもユーモアたっぷりに回答を披露した。
ほかにも、写真が苦手だという質問者から「写真を撮られる時に意識していること」を問われると、小松は「私も(撮られる)仕事をしているのですが、慣れないといえば慣れない。この映画の取材でも遣都くんと向かい合って、見つめ合ってくださいと言われても、役じゃないので照れ臭さが出て。『どうしようね、ハハハ』と笑って、その瞬間を撮ってもらっています」と発言。
林も「撮ってくれる人がフランクな方だといいですよね」と共感しつつ、「僕も写真は苦手。菜奈ちゃんと写真を撮ると、自分は素人みたいだな、素人が紛れ込んでいるぞ、となるんです。菜奈ちゃんはいらないカットがない。隙がない。僕は隙がある。僕は力が入りすぎるので、ふっと口をあけるようにしています」と工夫を明かした。(取材・文:名鹿祥史)
映画『恋する寄生虫』は11月12日より全国公開