ロック様『スーパーコンボ』続編はワイスピへのアンチテーゼと明かす
ロック様ことドウェイン・ジョンソンが、ジェイソン・ステイサムと共演した『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』の続編について、自身のアイデアをスタジオが気に入り、後はタイミングの問題だと、シリアスXMラジオのインタビュー内で明かした。続編についてドウェインは、『ワイルド・スピード』への「アンチテーゼになる」とも語っている。
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『スーパーコンボ』は、『ワイルド・スピード』シリーズで活躍した元FBI特別捜査官ルーク・ホブス(ドウェイン)と、元MI6エージェントのデッカード・ショウ(ステイサム)が手を組み、規格外の敵に立ち向かうスピンオフ作品。『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ監督がメガホンを取り、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のイドリス・エルバが敵役を務めた。
番組内でドウェインは、米ユニバーサル・ピクチャーズの会長ドナ・ラングレーらに続編企画のアイデアを売り込み、彼らもそれを気に入ったと証言。さらに「『ワイルド・スピード』が一般的に持つ、延々と続くことへのアンチテーゼになるだろう。やはりホブスの真骨頂といえる映画をやりたい。ネタバレなしで言えば、それは、みんなが夕日に向かって歩く男を見るということさ」と完結をにおわせている。
『ワイルド・スピード』シリーズをめぐってドウェインは、ヴィン・ディーゼル(ドミニク・トレット役)との不仲問題に端を発し、シリーズ完結編となる第10弾および第11弾へ出演することはないと表明している。今回の発言からすると、『スーパーコンボ』を『ワイルド・スピード』のようにフランチャイズ化する意向はないようだ。
一方、『スーパーコンボ』は2019年の公開からすでに約2年が経過し、ドウェインは、Netflix映画『レッド・ノーティス』やDC映画『ブラック・アダム』の公開が待機中。多忙を極めるなか、いつ撮影にこぎつけられるのかは不明だが、ドウェインは「ドナにも『それで、いつ作れるの?』と言われた。みんなに伝えられるのは、僕のキャリアにおいてタイミングの問題という段階まで来たってことだ」と語っている。