DISH//『ヴェノム』続編で初のハリウッド映画主題歌 北村匠海が「悲痛な叫び」歌う
マーベル映画『ヴェノム』の続編『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(12月3日全国公開)の日本語吹替版主題歌が、4人組ダンスロックバンド・DISH//の書き下ろし楽曲「Shout it out」に決定した。DISH//がハリウッド映画の主題歌を担当するのは今回が初。あわせて4人のコメント映像と、メンバー全員がヴェノムに変身する特別動画も公開された。
【動画】DISH//、ヴェノムに変身!ハリウッドでCG製作した映像
ヴェノムは、正義感溢れるジャーナリストのエディ(トム・ハーディ)に、意思を持った地球外生命体・シンビオートが寄生して誕生したダークヒーロー。本作では、凶悪ヴィラン・カーネイジに変貌した連続殺人鬼クレタス(ウディ・ハレルソン)が二人に襲いかかる。
11月17日にリリースされる主題歌「Shout it out」は、北村匠海(ボーカル/ギター)&橘柊生(DJ/キーボード)が作詞、北村&橘&泉大智(ドラム)がパートごとに作曲を担当。ハードでクールな映画の世界観にぴったりの楽曲を書き下ろした。北村は「(ヴェノムの敵である)カーネイジの方に感情移入しちゃって。だからこそ、『叫び』がキー。悪という見方もいっぱいあって、そうなるに値する過去の出来事だったりとか、何気ない一言、何気ない行動がその人にとってはすごい裏切りだったりもして。そういうところでしたね、今回メッセージに込めたのは。そんな『悲痛な叫び』を僕らが歌う」と楽曲に込めた思いを語っている。
また北村は、楽曲制作の中でヴェノムとDISH//に共通点を感じたことも話す。「ヴェノムもやっぱりふたりで一つみたいな所があるじゃないですか。僕らも各々がつくる曲もあるけど、みんなが集まってみんなのエッセンスを入り混じらせてつくる曲も結構多かったりするし。映画の中でもヴェノム同士がお互いを引っ張り合うというか、時にはぶつかって離れたりもするし。そっからまた合わさるとものすごい団結力が生まれたり、本当に来てほしいとこに助けに来てくれたりっていう関係性じゃないですか。DISH//もそういうところがあるなぁって、この曲を作って思いました」。
コメント映像では、北村がサビのワンフレーズを即興で披露する一幕も。メンバーの映像がハリウッドのスタジオに送られてCG制作された特別動画には、メンバー全員がヴェノムに変身する姿が収められている。(編集部・倉本拓弥)