『サンダーバード55 / GOGO』ペネロープ声優に満島ひかり!日本語キャスト発表
10日、特撮人形劇「サンダーバード」の日本放送開始55周年を祝して公開される『日本語劇場版『サンダーバード55 / GOGO』』の声優陣が発表され、女優の満島ひかりが、かつて黒柳徹子が担当したペネロープの声を務めることが明らかになった。また、メインテーマに日本語の歌詞をつけた「サンダーバードの歌」が流れる予告編も公開された。
『サンダーバード55 / GOGO』は、本国イギリスの熱狂的なサンダーバードファンのクラウドファンディングによって制作された、3本の新作エピソードを独自に再編集した特別版。樋口真嗣監督が、オリジナルの撮影手法で完全再現された新作を、日本公開用に構成した。
満島が声を担当するペネロープは、諜報活動を通じて国際救助隊に協力する、モデルもこなす貴族の娘で元スパイ。満島は、NHKドラマ「トットてれび」(2016)で初代ペネロープ声優の黒柳徹子役を務めており「55年前からペネロープの声を、魅力たっぷりで担当されていた黒柳徹子さんからの引き継ぎ。とっても嬉しく、プレッシャーだらけですが、終始幸せな時間でした」とバトンタッチを振り返っている。
さらに、ペネロープの執事パーカー役の井上和彦をはじめ、大塚芳忠(ジェフ・トレーシー役)、森川智之(スコット・トレーシー役)、日野聡(バージル・トレーシー役)、櫻井孝宏(ジョン・トレーシー役)、江口拓也(ゴードン・トレーシー役)、堀内賢雄(ブレインズ役)、立木文彦(フッド役)など、豪華声優が集結。満島も「こんなに豪華な俳優さん達との共演、最高です」と語っている。日本語キャストのコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)
『日本語劇場版『サンダーバード55 / GOGO』』は2022年1月7日劇場上映/1月8日オンライン上映開始
井上和彦(パーカー役)
えっ、あの「サンダーバード」ですか!? しかも大好きなパーカーをやらせていただけるなんて、夢のようです。
心を込めて、楽しく演じさせていただきました!
大塚芳忠(ジェフ・トレーシー役)
「サンダーバード」のテーマ曲を聴くと、血湧き肉躍る思いになります。息子のスコット、半世紀の時を経て父親のジェフ。
この2人を演じられるなんて私の人生の中のハイライトです。まさに「サンダーバード」は永遠に!! です。
森川智之(スコット・トレーシー役)
60年代生まれの私にとってドンピシャな憧れの作品。まさに未来に馳せる想いは「サンダーバード」とともに育ちました。
子供の頃の想い出が沢山よみがえります。自分も国際救助隊の一員になったつもりで演じました。
あのテーマソングを聞くと「タンタララー」と一緒に口ずさみつつ、発進したくなります!
日野聡(バージル・トレーシー役)
自分が幼い頃に、再放送ではありますがテレビを通して観ていた「サンダーバード」に、まさか関われるなんて夢のようです。
しかも大好きだった2号機のパイロットに! この喜びを胸に大切に演じさせて頂きます!
櫻井孝宏(ジョン・トレーシー役)
オファーをいただいてとても光栄でした。あのカウントダウンから始まる名曲はやはり心躍ります。
収録現場がとても神聖な場所に思えました。ジョンの登場は限られてますが、気を引く出方をしているのでお見逃しなく!
江口拓也(ゴードン・トレーシー役)
小さい頃、テレビで再放送されていた「サンダーバード」を観ていましたが、まさかゴードン役で参加できる日が
やってくるとは、、、! 光栄です。
堀内賢雄(ブレインズ役)
私が子供の頃はまっていた「サンダーバード」に声の出演ができるなんて夢のようです。
世代を超えて愛される偉大な作品……皆様充分楽しんで下さい。
立木文彦(フッド役)
「サンダーバード」……その響きにときめいてTVに釘付けだった少年時代、異国の物語のカッコよさと大人っぽさに憧れたものです。1号のオモチャではよく遊んでました。そして数十年経て、今この時代に!
吹き替えボイスをさせてもらい、幸せです。
フッドは、ジェントル風な悪役というところが、まさにイギリスの「サンダーバード」らしさだと思います。
キャラ濃く! やらせてもらったので、元々のファンの方も初めて観る方も、唯一無二のその世界感にぜひ浸って下さい。