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「xxxHOLiC」神木隆之介×柴咲コウで実写映画化!蜷川実花が監督

映像美に期待!
映像美に期待! - (C) 2022 映画「ホリック」製作委員会 (C) CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社

 単行本売り上げ累計1,400万部超えのCLAMPによる大ヒットコミック「xxxHOLiC」が、神木隆之介柴咲コウのダブル主演で実写映画化され、2022年4月29日に公開されることが明らかになった。映画のタイトルは『ホリック xxxHOLiC』で、蜷川実花が監督を務める。

【写真】侑子役・柴咲コウの美麗ビジュアル!

 小説化やアニメ化、実写ドラマ化、舞台化もされた超人気コミックを初めて実写映画化する本作は、究極に妖しく美しい映像による新体感ビジュアルファンタジー。人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視える高校生の四月一日君尋(ワタヌキ・キミヒロ)は、その能力を消し去って普通の生活を送ることを願っていた。そんなある日、四月一日は一羽の蝶に導かれてたどり着いた不思議な“ミセ”で、「どんな願いも叶えてあげる。ただし、それに見合う対価をいただく」という女主人の壱原侑子(イチハラ・ユウコ)に出会う。侑子のもとで暮らし、“ミセ”を手伝うようになった四月一日は、悩みを抱えた人々と出会うなかで想像を超える大事件に巻き込まれることになる。

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 蜷川監督が「四月一日は神木くんしかいない」と思っていたという四月一日役の神木は、VFX満載のアクションにも挑戦。「Dr.コトー診療所」(2003)で現場を共にした柴咲との久々の再共演となり、神木は「柴咲コウさんとは、僕が小学生の時に共演させていただき、また一緒に作品を作らせていただくことができて幸せでした。『xxxHOLiC』よろしくお願いします!」と喜びを語った。

 四月一日の願いを叶えるため、彼に一番大切なものを差し出すように囁く侑子役の柴咲も「以前から原作を読みなおす度、“四月一日”のイメージが神木隆之介さんと重なり、まさに現場でも“四月一日”そのものの佇まいでした。“四月一日”と侑子の不思議な関係性が自然に醸し出せたと思います」と神木との共演を振り返っている。

 メガホンを取った蜷川監督は原作の大ファンで、「どうしてもxxxHOLiCを映画化したい!」と映画化を熱望。約10年にわたって構想を温めてきたといい、「様々なことを乗り越えてやっと完成しました。終わってみるとこの時期に公開できることに、ある種の『必然』を感じます。音を立てて世界が変わる瞬間を体験した私たち、今だからこそ『xxxHOLiC』の中で語られていることが、より滲み入るように入ってきます。『この世界ではみんな誰かと関わって、何かを共有している。選ぶのはあなた自身、未来はそれぞれの選択の先に在る』。原作の持つ力に導かれながら、新しい表現にたどり着けたと思います。やり切りました」と自信を見せた。

 あわせて、映画撮影時に蜷川監督自らが撮り下ろしたビジュアルも公開に。四月一日を導く侑子が妖艶に微笑みかける姿を捉えた、蜷川監督ならではの世界観が感じられる仕上がりになっている。(編集部・吉田唯)

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