仮面ライダー俳優・中村優一、ウルトラマン出演に「壮大なドッキリだと…」
映画『ウルトラマントリガー エピソードZ』にゲスト出演する俳優の中村優一が13日、都内で開催された円谷プロダクションのラインナップ発表会「TSUBURAYA CONVENTION 2021 SPECIAL PROGRAM」に出席し、「この発表会も含め、壮大なドッキリだと思っています」と心境を明かした。この日は、主演の寺坂頼我(マナカ ケンゴ/ウルトラマントリガー役)と共演の平野宏周(ナツカワ ハルキ/ウルトラマンゼット役)も登場した。
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現在放送中の「ウルトラマントリガー」は、放送25周年を迎えた「ウルトラマンティガ」の真髄を継ぐものとして企画された作品。光の巨人ウルトラマントリガーに変身するマナカ ケンゴが、超古代の闇の巨人に立ち向かう。シリーズ完結編となる映画は、最終決戦から2年後の地球が舞台となり、トリガーとゼットの前に影を継ぐ最悪の巨人・イーヴィルトリガーが立ちはだかる。
特撮ドラマ「仮面ライダー響鬼(ヒビキ)」の桐矢京介役、「仮面ライダー電王」の桜井侑斗/仮面ライダーゼロノス役など、「仮面ライダー」シリーズ2作品でメインキャラクターを務めたことで知られている中村。「ウルトラマン」作品への出演に、「なんでここにいるんだって思っている人が多いと思います。まだ実感がないんです。この発表会も含め、壮大なドッキリだと思っています」とぶっちゃけると、「歴史あるウルトラマンに自分の名前を刻めて幸せ」と感無量の表情を浮かべる。
中村が演じるのは、ケンゴが所属する組織GUTS-SELECTの新たな隊長。「テレビシリーズのタツミ セイヤ隊長はすごい隊長だったんですけど、僕が演じる隊長は性格が柔らかくて、接しやすい感じ。ポスタービジュアルを見ればわかる通り、すごく大きな武器を持っています」と紹介すると、「寺坂さんやキャストの皆さん、スタッフの皆さんが長い期間をかけて育てた作品の集大成を見てもらえたら嬉しいです」とファンに呼びかけた。
主演の寺坂も「この情報を言いたくてしょうがなかった」と嬉しそうな表情を見せると、「めちゃくちゃ嬉しかったですし、テレビシリーズを応援してくださる皆さんのおかげだなって。応援があるからこそ次につながる。(最初に聞いたときは)みんなで喜びました」と映画化を知らされた当時を振り返る。テレビシリーズにもゲスト出演した平野も、「すごく嬉しかった。またGUTS-SELECTの皆さんに会えるなんて」と再会を喜び、「『ウルトラマンZ』は劇場版がなかったので、ここでしっかり爪痕を残して、今後『Z』の劇場版も実現したい」と意気込んでいた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『ウルトラマントリガー エピソードZ』は2022年3月18日よりウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」でオンライン独占配信、全国の劇場でも同時公開