アニメ「オッドタクシー」映画化!エピソードを再構成&衝撃の最終回の“その後”も
2021年4月よりテレビ東京にて放送されたテレビアニメ「オッドタクシー」が映画化されることが発表された。タイトルは『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』となり、TOHOシネマズ新宿ほかにて4月1日より全国公開される。
「オッドタクシー」は、タクシードライバー・小戸川を主人公にした群像劇を描くテレビアニメ。キャラクターの可愛らしいビジュアルを裏切り、それぞれの思惑が複雑に絡み合った本格的なミステリー・サスペンスが展開された。また、1話から張りめぐらされた伏線を回収した最終回の放送後には、Twitterトレンドに入るなど大きな話題を呼んだ。
今回、テレビアニメの最終回で描かれた“オッドタクシー作戦”の決行日でもあった12月25日にあわせて、映画化決定が発表。テレビアニメ版のキャストとスタッフが再結集し、木下麦が監督・キャラクターデザインを続投して務め、アニメーション制作を「ポケットモンスター」シリーズや「ここたま」シリーズなどのOLMが担当する。声優キャストも続投し、主人公・小戸川役の花江夏樹をはじめ、飯田里穂、木村良平、山口勝平、ミキ(昴生・亜生)、ダイアン(ユースケ・津田篤宏)が名を連ねる。
映画では、漫画「セトウツミ」の原作や、脚本を手掛けた映画『ブラック校則』で知られる此元和津也がシナリオをアニメテレビから引き続いて担当し、新たなストーリーが展開していく。テレビアニメのエピソードを再構成しつつ、衝撃の最終回のその後も描かれるという。
あわせて公開された特報は、小戸川の「クリスマス? ああ、そうか。あの日って12月25日だったのか……」というつぶやきから始まる。何かを振り返るような小戸川の語りに何が隠されているのか、期待を高める仕上がりとなっている。また、ティザービジュアルには取調室のような場所にいる小戸川が描かれており、謎に包まれる本編への想像を掻き立てるものとなっている。(編集部・大内啓輔)
コメント全文
・花江夏樹(小戸川役)
小戸川は今までに演じたことがないようなキャラクターで僕としてもチャレンジでしたがこんな景色が見られるなんて。皆さんの応援のおかげです。
あの終わりを迎えたTVアニメがいったいどんな形になるのか、今から僕も楽しみです。
劇場で新しい「オッドタクシー」を目撃してください!
・此元和津也(脚本)
映画としてまたこの作品に関われることが、とても光栄で幸せです。楽しみながら制作することができました。あの後、小戸川がどうなるかめっちゃ訊かれたのでひとつ答えを提示させていただきました。(助かるとは言ってない)ぜひ、劇場でご確認ください
・木下麦
放送当初は、映画化に至るなんて夢にも思っていませんでした。沢山の人のご声援、反響により実現しました。本当にありがたいです。
スタッフ一丸となり工夫を凝らして精一杯楽しんでもらえるものを作りますので、是非映画館にお越しください!春になってもまだオッドタクシーを忘れないで!