生田絵梨花、魔性の女役で新境地「イメージを打ち破る経験」
先日乃木坂46を卒業した生田絵梨花が10日、都内で行われた映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』(1月14日公開)のワールドプレミアに登壇。清楚なイメージの生田は、魔性の女を演じた心境や、自身に訪れた変化などを打ち明けた。イベントには長澤まさみ、東出昌大、小手伸也、小日向文世、松重豊、瀬戸康史、城田優、角野卓造、江口洋介、田中亮監督も登場した。
長澤、東出、小日向ら共演のドラマシリーズ「コンフィデンスマンJP」の劇場版第3弾。一流の腕を持つ詐欺師にだけ受け継がれる「ツチノコ」の称号を得ようとマルタ島に乗り込んだ詐欺師のダー子(長澤)たちは、元マフィアが所有する古代ギリシャ彫刻「踊るビーナス」を狙うが、警察とインターポールが捜査を始める。
城田演じるマフィアのジェラール・ゴンザレスの内縁の妻・畠山麗奈役を務めた生田は、本作が乃木坂46卒業後一発目の作品。その記念すべき作品で、魔性の女を演じたことについて「今までのイメージを打ち破るような経験ができたと思うので、(新しい)スタートとして見てもらえることは幸せです」と爽快な表情をのぞかせた。また、「(撮影)当時アイドルをやっていたので、知っちゃいけないものを知ったような感じでした。楽しかったです」と含みを持った発言もし、笑顔を見せた。
「人と距離を縮めるのに時間がかかるタイプだった」という生田は、「イケイケな役をやるにあたり、現場で積極的に皆さんとお話しするようになって、他の現場でもすぐに友達になれたり、『おしゃべりだね』と言われるようになりました」と性格の変化にも言及した。
そんな生田について、長澤が「すごくセクシーでかわいくて、みんながメロメロだった記憶が……。特に小手さんが」と暴露すると、小手は生田との共演シーンを振り返り「最初から、あたりが強い人と思っていました」とぶっちゃけ。生田に「小手さんに『もっとお願いします』『なんでもっと強く叩いてくれないの?』と言われたからやっただけ。素でやっているわけではなくて、要望にきちんと応えるつもりでやっていました」と説明されても、「言い方がおかしい(笑)。『遠慮したら面白くないでしょ』という話じゃないですか」と食い下がり、長澤から「大人気ないよ」とたしなめられていた。(錦怜那)