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怪演!『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』名優ウィレム・デフォーに注目

ウィレム・デフォー
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 映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(公開中)で、グリーンゴブリン/ノーマン・オズボーン役で出演しているウィレム・デフォーに多くの人が魅了され、反響を呼んでいる。

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 本作は、トム・ホランドがスパイダーマンことピーター・パーカーを演じる『スパイダーマン』シリーズの3作目。ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)が唱えた呪文によってマルチバースの扉が開かれ、『スパイダーマン』シリーズの過去作に登場したヴィランたちが集結する。

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 ノーマンは、『スパイダーマン』(2002/トビー・マグワイア主演)に登場。軍事企業オズコープ社の社長で、ピーターの親友ハリーの父親である彼は、会社を守るために自身に投与した超人血清の副作用でグリーンゴブリンとなってしまう。ノーマンとグリーンゴブリンを怪演したウィレムが、再び同役を担うことになった。

 狂気的で危険な雰囲気をまとうウィレムの演技に、「まさに怪演」「演技が凄まじかった」「半端じゃない」「やっぱり最高のヴィランはゴブリン」とSNS上には絶賛の声が上がっている。また、新作でも強烈なインパクトを与えたことについて「変わらぬ存在感」と驚きのコメントも見受けられた。

 1955年7月生まれ、現在66歳のウィレムは、ジャンルを問わずさまざまな作品に出演してきた名優。グリーンゴブリンのほかにも、『ストリート・オブ・ファイヤー』(1984)のレイヴェン、『スピード2』のガイガーなど個性的で記憶に残るキャラクターを多数演じてきた。また、『プラトーン』(1986)、『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』(2000)、『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』(2017)でアカデミー賞助演男優賞にノミネート、『永遠の門 ゴッホの見た未来』(2018)ではアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、ベネチア国際映画祭では最優秀男優賞を受賞した実力派として知られている。

 『ノー・ウェイ・ホーム』であらためて熱視線が注がれているウィレム。今後はギレルモ・デル・トロ監督によるサスペンス・スリラー『ナイトメア・アリー』が3月25日に日本公開が控えている。(編集部・梅山富美子)

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