弐瓶勉×ポリゴン・ピクチュアズ新作「大雪海のカイナ」発表!2023年1月アニメ放送
アニメ『シドニアの騎士』『BLAME!』のポリゴン・ピクチュアズが、漫画家・弐瓶勉と再びタッグを組む新プロジェクト「大雪海のカイナ」が20日、フジテレビのアニメ枠「+Ultra」新作ラインナップ発表会で発表された。2月26日発売の「月刊少年シリウス」で武本糸会による漫画版が連載開始、2023年1月にテレビアニメ版が放送される。
作品の舞台となるのは、拡大する「雪海」(ゆきうみ)により、大地が消えかけた異世界。人々が巨木「軌道樹」(きどうじゅ)の根元や頂から広がる「天膜」(てんまく)の上でかろうじて暮らすなか、天膜の少年カイナと、地上の少女リリハが出会うとき、滅びかけた世界を変える物語が始まる。
イベントではプロジェクトPVも公開。大地が失われつつある世界に無数に生える軌道樹や、その頂から広がる天膜、厳しい環境の中で生きる少年・カイナと地上から来た少女・リリハの出会いなど、壮大な冒険を予感させる映像に仕上がっている。弐瓶による、カイナとリリハを描いた原案ビジュアルも公開された。
テレビアニメ版の監督は、「シドニアの騎士 第九惑星戦役」で副監督を務めた「亜人」などの安藤裕章。脚本は村井さだゆきと山田哲弥が担当する。
プロジェクトの発足にあたり、弐瓶は「『大雪海のカイナ』は長い時間をかけて関わってきた物語です。自分のアイディアが他の方々の手によって形づくられていくのは、描いた漫画を映像化してもらうのとは少し違った、不思議な感じです。まずは武本糸会先生の漫画として、その後はアニメとして、この作品を皆さんに楽しんでもらえれば嬉しいです!」とコメントを寄せている。アジア以外の世界では、アニメの英語版がクランチロールで配信される。(編集部・入倉功一)