白石麻衣、最恐女組長役で美しき七変化!『嘘喰い』映画ならではの新たな魅力
映画『嘘喰い』(2月11日公開)から、“最恐”女組長・鞍馬蘭子役を務める白石麻衣が派手な衣装・髪型に身を包んだメイキング&場面カットが一挙に公開された。
本作は、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載された迫稔雄による人気漫画が原作。どんなイカサマも悪魔的IQで見破り、“嘘喰い”という異名を誇る天才ギャンブラー・斑目貘が、大金と生死を懸けたギャンブルバトルが行われる闇組織の頂点を目指すさまを描く。貘役を横浜流星、共演には佐野勇斗、本郷奏多、森崎ウィン、櫻井海音、木村了、鶴見辰吾、村上弘明、三浦翔平が名を連ね、監督を『リング』『スマホを落としただけなのに』『事故物件 恐い間取り』の中田秀夫が担う。
白石が演じるのは、貘に一目置き、ヤクザ・鞍馬組の組長にして闇カジノを仕切るオーナーの蘭子。公開されたのは、カラフルな衣装を身にまとい、それぞれにあわせたメイクやヘアセットを施した蘭子の姿。映画ならではの新しい蘭子の魅力を加えるため、髪型・衣装・メイクなどにこだわり、観ているだけで楽しいファッショナブルな蘭子を目指した白石。髪型はすべて地毛でアレンジを施し、衣装は20案ほどあった中から8案が採用された。すべて映画のためにつくられ、細かい刺繍にもこだわりが詰まっているという。
本作のエグゼクティブプロデューサーを務める濱名一哉は、「独特な設定の原作で描かれるのは、賭郎という世界観の中で強く生き抜いていく魅力的なキャラクターたちです。紅一点でありダークヒロインでもある蘭子も映画のキーパーソンのひとりでした。流星さん、佐野さんのキャスティングが決まり、とてもフレッシュな組み合わせになったので、意外性を含めてフレッシュな魅力溢れる蘭子像をつくろうと思いました。そこで、究極の清純派としてアイドル乃木坂46を卒業されて、これから自由に駆け出していこうとされている白石麻衣さんにオファーをしました」と白石へのオファーの理由を明かしている。
白石は、「蘭子は今まで演じたことのないキャラクターで、強い言葉もたくさん出てきましたし、言葉遣いも荒かったりして男前なキャラクターでした。でも、普段は使わない言葉が多かったからこそ、楽しみながら演じることができました」と語っており、濱名は「彼女は一番キャラクターとは遠い所に居る人です。しかし、根っこの部分に蘭子を感じさせる迫力や凄みを持ち合わせている人だと思いお願いした次第です。結果その狙いは見事的中しました」と太鼓判を押す。(編集部・梅山富美子)