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「スパイダーマン最新作は残酷」と宣伝したトム・ホランド、ソニーに怒られていた

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でのトム・ホランド
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でのトム・ホランド - (C) 2021 CTMG. (C) & TM 2021 MARVEL. All Rights Reserved.

 映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』主演のトム・ホランドが、同作のプロモーション中の発言を巡って、米ソニー・ピクチャーズとトラブルになっていたと、The Hollywood Reporter のインタビューで明かした。

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 映画の内容をうっかりネタバレしてしまうため、スタジオから要注意人物としてマークされているトム。本作のプロモーションに入る前、「絶対にネタバレしない方法を覚えた」と自信たっぷりに語ったトムは、ネタバレを避けつつ順調に宣伝活動を行っていたが、今回は映画を「残酷」「エモーショナル」などと表現したことで、ソニーから叱られてしまった。

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 「僕はプレスツアー中にソニーとトラブルになったんだ。関係者数人から、『この映画が残酷だと表現するのは止めなさい! エモーショナルだと言うのも止めて! 作品の宣伝になっていないから』と電話がかかってきた」と同サイトに告白したトム。ソニーからの注意に「でも本当のことじゃないか! 歴代で最もエモーショナルなヒーロー映画だよ」と反論したそうだが、「私たちは観客にどれだけこの映画が楽しい内容なのか理解してもらいたいんです」と説得されたという。

 ソニーからのお叱りを受け、「映画を宣伝する方向性を少しだけ変えました」というトムは、「何人かにちょっとした警告ができてよかったよ」と振り返っている。トムの宣伝活動の効果もあり、映画は全米累計興行収入7億4,895万1,607ドル(約861億円)を記録。『アバター』(興収7億6,050万7,625ドル・約875億円)を抜いて、全米興収ランキング歴代3位になることがほぼ確実となった。(数字は Box Office Mojo調べ)(編集部・倉本拓弥)

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